こんばんは。
懸念されていた夏の甲子園大会ですが、何とか開催されることになりました。
しかし、ある学校では複数人のコロナ感染者が出るなど、クラスター発生が疑われる事態が生じております。
また、甲子園球場のある兵庫県にも緊急事態宣言が発令される見込みとなりました。
そこで、高野連は、入場を認めている学校関係者について制限する方針を示したということなので、取り上げてみました。
これまで入場できていた学校関係者は各学校超の判断に委ねられてきました。
しかし、上記の事態を受けて制限することとし、具体的には吹奏楽やチアリーダーを含めた生徒や保護者、教職員、野球部の卒業生、その他学校長が名前と連絡先、健康状態を管理できる範囲とするということでした。
既にチケットを購入したものの今回の措置で入場できなくなった人の宿泊や交通費のキャンセル料は高野連等が負担するそうです。
また、観客席での座席の感覚をこれまで以上に広くとるように呼びかけているそうです。
この記事を見て、率直に思ったことは、制限以前と以後でどの程度違いがあるのか見えないということでした。
結局学校長の裁量、能力の範囲が基準となるという意味では前回と今回とで違いがないのですが、その基準が抽象的すぎて、一体どの程度何が違うのか、それがコロナ感染リスク低減にどのようにつながるのか、おそらく合理的な説明のできないものではないかと思いました。
個人的には、高校生の将来のかかった大会であることを考えると実施自体はしていただきたいとは思っていたものの、やるならばオリンピック同様無観客以外あり得ないと思っていました。
しかし、蓋を開けてみれば相当程度観客も入れ、吹奏楽まで許しているということで、プロ野球における観客のルールよりも緩くて、一体どういうことかと思ったものでした。
特に、吹奏楽や大声での応援は飛沫感染の原因となりかねないものと思われ、吹奏楽と応援団は最低限リモートにするなどの措置で対応すべきだったと思います。
また、生徒や保護者、教職員、卒業生まで入場できるとなれば相当程度人数が多くなることが予想されますし、学校長の把握についてももしも形式的に入場前に名簿を作成してそこに健康状態を記載させればクリアされる程度のものであれば従来と何も変わらないと思いますから、結局相当程度の人数が入る可能性があると思いました。
今回の制限でどの程度の人が対象から外れるのでしょうか、大会後に高野連からキャンセル料等が支払われた実績を公開してもらわねばわかりませんが、ここで緩い措置を講じるのであれば緊急事態宣言などあまり気にしていなかったのではないかと思ってしまうところです。
また、試合の映像から非常に疑問に感じることは、観客席の多くは空いているものの、学校の応援席は非常に密になっていると思われる点です。
観客を少なく入れるというのは、ばらけて座ることを想定しているわけですから、それこそ使われていない観客席をフルに使用するくらい、人と人の距離を離して座らせるべきにもかかわらず、あれだけ同じ学校で密集している様を見ると、一体何のために観客を少なくしたのか意味がわかりません。
とかく、今回の記事を見ていて、大変不安に感じました。
私は、やると決めたのであれば、高校生の将来のためにも是非とも実行してもらいたいと思うものの、現在の措置のままであればやることは危険ではないかと思わずにはいられません。
阪神ですが、先日藤浪さんは先発ローテーションから外れたという記事があったものの、今日の記事では19日の横浜さんとの対戦において先発予定とされていました。
藤浪さんの能力自体に疑いはないものの、以前藤浪さんが先発から外された際の問題点が克服されたわけでもなさそうですから、果たして制球難が出たときにどうするつもりなのか、その点を決めたということでしょうか。
藤浪さんについては、とにかく制球難が顔を出したときの対応策を決めておくことが先発起用の最低条件のように思うのですが、中継ぎと違って早い回で制球難に陥った際にすぐに交代というわけにもいかないでしょうから、この問題について首脳陣がどう考えているのかが気になります。
阪神のエースとして頑張っていた西さんが今季はよくなく、今の西さんの状態を思えば藤浪さんを試したいという気持ちもわかります。
ですが、藤浪さんの等級の安定感を考えると何とも言いがたく、様子を見るにしても読売が迫っている今なのかというのも疑問です。
個人的には、中継ぎで何試合か様子を見てからにしてもらいたいと思うのですが、首脳陣が決めたのであれば見守るしかないので、楽しみに見たいとは思っています。
また思いついたら書きます。ではでは。
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