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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、遺体を取り違えて、死後24時間以内に火葬してしまったというものがあったので、取り上げてみました。

 本件は、葬儀場で担当者が誤って身寄りのない高齢者と同じフロアに安置されていた遺体を取り違えて火葬場に出棺してしまったという者でした。
 この出棺されてしまった方については後日葬儀が行われる予定だったものの、葬儀よりも前に火葬され、遺族は立ち会えなかったということでした。
 こちらの痛いが火葬された数十分後に元々火葬する予定だった遺体が残されていることに気づいてミスが発覚したということでした。
 2人の遺体はそれぞれ別の霊安室に安置され、10メートルほど離れており、名札もあったということでしたが、これらを担当者が確認しなかったということでした。
 また、火葬された遺体は死後24時間以内の火葬ということで、墓地埋葬法違反の疑いがあるとして、警察が捜査しているということです。
 葬儀会社は、遺族に償いきれないことをしてしまった、あってはならない事案で、非常に重く受け止めており、このようなことが二度と起きないよう再発防止策を徹底するとコメントしたということでした。

 この件は、ミスとしては非常に単純なものであると思いますが、結果としては極めて重大だと思います。

 その理由の一つは、葬儀の前に火葬されてしまったことで家族や親族が最後の対面の機会を奪われてしまったことです。
 亡くなられた方は90代ということですが、それまで積み重ねてきた時間の分紡いできた人間関係もあったと思います。それらの人間関係の中には最後の時間を過ごしたいという気持ちを強くお持ちの方々もいらっしゃったかと思いますが、そういった機会を奪われてしまったことは強い悔いが残るものではないかと想像します。

 また、もう一つは墓地埋葬法違反で禁じる24時間以内の火葬をしてしまったことです。
 この法律が死後24時間以内の火葬を禁じたのは、かつて死後24時間以内に息を吹き返したという事例が複数あり、そういったことに配慮したものとなります。
 昭和の時代に作られた規定であり、かつての死亡診断技術の問題から、死の認定が不十分であったため息を吹き返す案件であった可能性もあったものですから、近年この規定の存在意義がどれだけあるのかということはあるのかもしれません。
 しかし、遺族にしてみると、その24時間というものに一縷の望みを有していた可能性もあり、それを断たれてしまうことは非常に厳しいものがあるようにも思います。
 この規定には刑事罰があるため警察が捜査に動いたということですが、それだけ重いものということだろうと思います。

 遺族にとって極めて残酷な結果になってしまい、大変気の毒に思います。
 葬儀会社としても、こういった事態は自身の存在意義にも大きく関わる問題であり、今後の事業の信用にも影響しかねないことと思いますから、極めて重く捉えていることと思います。
 今回の霊安室の状況に鑑みれば相応の注意を払えば十分に回避できた事案だと思いますので、こういった事例を踏まえてミスが減っていくことを希望するばかりです。


 阪神のビーズリーさんですが、右肩コンディション不良のため、2軍キャンプに移るという記事を見ました。
 ビーズリーさんについては、中継ぎとして期待はされているものの、正直言って昨季は期待されたレベルに達する活躍は見られなかったと思います。
 そこで今年こそと思っていた今季ですが、来日時から調子がよくなかったようで、おそらく来日前の練習で痛めたのではと言われています。
 阪神の中継ぎ投手陣は率直に言って相応に揃っていますから、今回のことでそこまで大きく編成に影響を及ぼすとは思っていません。
 ですが、中継ぎ投手は何人いてもいすぎということもありませんので、焦らずに治してもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:28
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