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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,アメリカ気象局の落雷に関する統計があったので,これを取り上げてみます。

 これは6年間で集めた238件のデータを元に発表されたものですが,何と落雷で死亡した人の82%が男性ということでした。
 男性の死亡率が高い原因として,男性は落雷の危険性を十分に認識して折らず,落雷を受ける可能性の高い場所にいたり,落雷の危険があってもすぐに逃げないからという分析でした。

 また,1年で最も死亡率が高い月は7月で34%,続いて6月の23%,8月の14%ということのようで,いずれも夏に落雷の死亡者が多いようです。

 さらに,落雷の死亡率が最も高いレジャーは釣りということでした。
 ゴルフは通勤と同程度の死亡率ということで,ゴルファーの間で落雷の危険性が浸透していたからだと分析されているようでした。

 この統計を見て,私は何となく納得してしまいました。
 まず,落雷を恐れるかどうかという点ですが,子どもの頃は大変恐怖した記憶はあるものの,その危険の可能性が低いと経験的に知ってしまった大人になってからはそれを軽視する傾向にあることは否定できないと思ったからです。
 特に,雷が鳴っていても,今のうちから大丈夫だろうと思って駆け足くらいで対応をとることも多い気がします。
 男性を私基準で考えるのはどうかとは思いますが,それでも女性がそのような考え方をしないのだとすれば確かに男性の方が死亡率が高いというのは頷けると思うのです。

 また,ゴルフは色々な人と一緒に行くのが一般的ですが,釣りは一人で行くことも多いでしょうし,そうなると他人から避難の提案を受ける機会も少なそうなわけで,死亡率が高いのは頷けます。
 特に,釣りは成果が上がらねばあとちょっとと粘りやすい傾向にあると思いますから,人の心情を考えても死亡率の高さは納得できます。

 ただ,6年間の238件のサンプルで一般的な傾向ととってよいのかは,統計学をやっていない私には何ともいいがたいところです。
 とはいえ,むしろ6年間で238件という数が落雷死亡者数ととるのであれば,やはり数は少ないのだろうという結論に落ち着くことになるのでしょうか。
 まあ,そのような風に落雷を捉えるからこそ男性は死亡者が多いのでしょうから,ちょうど落雷の多い7月,十分気をつけるようにしたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | -  | - | 00:01
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