こんばんは。
しばらく海外にいて更新できなかったのですが,ようやく戻ってこられたので今日からまた時間のある時にでも更新することにします。
海外に行っている間,トルコの空港の件やバングラディシュテロ事件など色々と大変な事件が起きていて,自分の身にもいつそのようなことが起こったとしても不思議ではない,他人事ではないのだと改めて思いました。
これらの事件でお亡くなりになられた方々には哀悼の意を申し上げます。
今回のバングラディシュテロ事件は非常に痛ましい事件で,日本人の方々はみな海外での事業に従事,貢献されておられた方と聞いております。
そのような方が対象となってしまったところをみると,今後同じように海外で活躍しようという人が少なくなってしまうように懸念されます。
私自身,海外にいた初日にトルコ空港テロ事件の話を聞き,改めて海外に出ることの危険性というものを感じましたし,それはどんなに自分が気をつけていても完全に防げるものではないため,どうしようもないことと思ってしまいました。
そのように考える人が増えれば,今後海外に行くよりも平和な日本で暮らす方がよいと考える人が多くなると思われ,今回のテロの影響というのは大きなものになるのではと思いました。
テロで亡くなった方々の詳細については,菅官房長官が,家族の了承を得ていないのでコメントを差し控えると述べておりましたが,本日夕方氏名と年齢が報道されていました。
実名報道がなされた経緯を見ていると,政府関係者への取材で判明したとのことでした。
菅官房長官のコメントから推測するならば,家族の了承を得られたから政府関係者が公表したということなのだろうと思われますが,私が家族だったらこの公表に了承するだろうかと思いました。
今回亡くなった方々はいずれも海外の事情に従事,貢献されておられた方で,そのような生前の業績を皆に知ってもらって亡くなった方を悼んでもらったり,より多くの人達に身近な事件であると知ってもらって事件の迫真性を喚起させたりすることはあるのだろうと思います。
ただ,一方で,このようなショッキングな事件が突然自分の元に飛び込んできた時,自分が遺族だったとして果たしてそんな社会的効果まで考えてあげられることはできるだろうかと考えると,自分ならばその自信はほとんどありません。
おそらくこれから亡くなった方々の写真も報じられ,遺族や周辺の人達への取材が殺到するのだろうと想像しますが,それも実名報道を了承したからこそ発生する効果だとすれば,私だったら社会的効果よりも自分の方を優先してしまう気がします。
そのように思うからこそ,菅官房長官が亡くなった方々の詳細情報を公表しないと述べた際には非常に評価しました。
ですが,一方でそれがこのように公表されたところを見た時,果たして政府関係者が公表したという氏名等は本当に遺族の了承の下になされたものだったのか,私にはその経緯が非常に気になりました。
報道をする上で実名報道というものの意義は理解しているつもりですが,一方でこの及ぼす弊害というものも感じざるを得ません。
そうであればこそ,今回のような事件では,遺族の方々に消極的な影響を及ぼすような報道は極力控えて頂くべきであろうと思いました。
私が海外に行っている間,阪神は落ちる一方だったようで,気づいたら今日の敗戦によって最下位に転落していました。
このところの試合の詳細はよく分かっていなかったのですが,どうやらこの一週間も打てない,守れないということが非常に続いていたようです。
また,今日は,阪神の時期左腕エースと目されていた岩貞さんが打ち込まれて負けてしまい,頼みの先発投手も崩れてしまったのではどうしようもなかったでしょう。
ここまで今年の阪神が弱いというのは,もちろん若手育成のために最高戦力の選手を起用していないことは挙げられると思います。
それゆえに,今年は,特に守りでのミスで到底プロとは思えないようなものが多く見られたということはあったと思います。
また,世代交代の時期にさしかかっていて,いくつかの聖域には手が入れられたにもかかわらず,いまいちな守備を続けつつも変えられない鳥谷さんの件も大きく影響していると思います。
貧打の阪神の中では,鳥谷さんの打撃は,求められた水準には達していないものの,まだスタメンで出るべき選手であろうとは思います。
ですが,あのショートの守備では,鳥谷さんにショートを任せ続けることはむしろ惨いとすら感じてしまいます。
中継ぎ陣もよろしくないなど,色々と問題点はありますが,個人的には首脳陣の采配ミスで落とした試合はもはや10近くあるということについて,非常に残念に思っております。
思えば,金本監督は,一切コーチ経験等がないものですから,その手腕については疑問視されていましたが,なればこそヘッドコーチなどがしっかりしているかどうかが非常に大きな問題だったと思います。
ですが,金本監督の周りを固めるコーチ陣の判断がよろしくないと思われ,それが上記の10近い負けにつながっていると思います。
このことは,ひいてはコーチ陣を連れてきた金本監督の責任であることはいうまでもないのですが,それでもこれだけ采配ミスで負けているところを見ると,以下に采配というのが大事なものだったのかということを思わされます。
阪神は,一月くらい前までは,貯金と借金のプラスマイナスが0で,そのせめぎ合いをしていたという印象でしたが,借金が当たり前になってからの転落は非常に早かったと思っています。
お客さんが入る試合で,育成ばかりを優先して負けてもかまわないとされてしまうことは,興行としての野球を否定することにもつながりかねず,それはまだ7月入りたてのところでは勘弁してもらいたいと思っています。
ですが,ここまで育成とバランスをとろうとしてきたのですから,今更育成しようとしていた若手を放り投げるというのも反対で,結局どのようにバランスをとっていくかという問題でしょう。
個人的には,打撃陣と中継ぎ陣へのてこ入れが非常に大事だとは思いますが,一方で首脳陣に一人は非常に経験を持った有能な人を参入させないともっと酷いことになるのではと非常に心配しております。
阪神最下位という,なんだか非常に懐かしい言葉を口にして,心のどこかがほわっとする感覚があったりするのですが,まだそれを受け入れるわけにはいきません。
もっとしっかりした展開を強く希望します。
また思いついたら書きます。ではでは。
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