こんばんは。
今朝、阪神の原口さんが引退するという報道を目にしました。
原口さんは、2009年にドラフト6位で入団し、打撃力のある捕手として期待されていました。
しかし、腰を痛めてしまってから捕手を続けることが難しくなり、育成契約に移行してから内野と捕手を行ったり来たりしていたものの、それでも持ち前の打撃力で目立っていたと思います。
そうしたところで、2019年に大腸癌が見つかったという衝撃的なニュースが入ってきて、選手生命は大丈夫なのかと不安に思いましたが、見事に復活して、主に代打として活躍してきました。
昨季はFA権を行使したものの、最終的に阪神に残留することとなりましたが、今季は代打でもあまり活躍できずに、最終的に引退と相成りました。
今季の成績を思えば引退はやむなしかとは思いますが、それでもこれまでずっと苦労して現役生活を続けてきたことはよく知っていましたし、本当にお疲れ様という言葉以外にありません。
本来矢野さん以来の打てる捕手として期待される存在だったと思いましたが、腰を痛めて捕手に専念できなくなったものの、それでもその打撃力で常に我々ファンの期待を背負い続けてきた、そんな野球人生だったのではないかと思います。
現役後半は代打ばかりだっただけに、もう一度スタメンとして勝負したいということでFA権行使に踏み切ったというところでも勝負に出ようという気持ちも強くあった方のように思いますし、精神力も強い方だと思います。
それもそのはずであり、大腸癌からリハビリを乗り越えて復活したのですから、並大抵の強さではないことでしょう。
セリーグにもDHが導入されるということですが、これがあと数年早かったら、原口さんはスタメンとして起用されていた時代もあったかもしれません。
私はDH導入には懐疑的な見解を持ってはいるものの、それでも原口さんのような選手の活躍の場ができることを思うと、できればその時に姿を見たかったという気持ちもあります。
これからどのような生活を歩まれるのかはわかりませんが、これだけの経験をした原口さんであれば、指導者としても需要は多いと思います。
今後の活躍を期待したいです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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