こんばんは。
今日の記事を見ていたら,2016年度のプロ野球の世界観客動員数ランキングというものがあったので,取り上げてみました。
1位はロサンゼルスドジャーズで,1試合当たり4万5719人,2位はセントルイスカージナルスで1試合当たり4万2524人,3位はトロントブルージェイズで4万1880人でした。
その4位は,読売が1試合当たり4万1724人,そして6位には阪神が4万994人ということでした。
日本球団は,11位にソフトバンクさんの3万5112人,18位に広島さんの2万9963人,19位に日ハムさんの2万9281人と続いておりました。
メジャーリーグの球場はどこも大変広いところが多く,それらの球場にはそもそも人員の収容限界において叶わないというようには思えます。
にもかかわらず,読売と阪神は,世界のプロ野球球団に匹敵するくらいの観客動員数を誇っており,野球人気の低迷が叫ばれる今日においても名誉であると考えてよいのではないかと思います。
特に,この記録は昨年のものですが,昨年の阪神の順位を思い返せば4位と例年に比べて低迷したというべきであり,にもかかわらず世界6位というのは相当健闘したと言えると思います。
こうしてみると,阪神の場合は,日本の中でも超人気球団であるというだけでなく,甲子園のキャパの広さも相俟って環境面の恵まれた球団であるというべきでしょう。
他の日本の球団を見てみると,ソフトバンクさんは地元ではものすごい人気を誇っているので,この順位は頷けるところですが,広島さんが18位に食い込んだのはやはり去年優勝したからということは大きかったのではないかと思います。
阪神も優勝した年にはにわかファンが増えて大変だったことを思い出すと,やはり人気が出る要因の大きなものは強さだということは改めて思わされるものです。
阪神は,弱い時代でも一定の人気を維持していましたが,優勝した2003年頃の人気を思い出せば暗黒時代とは扱いも違うものだったと思いますし,やはり強いというのは大事なことだとしみじみと思うものです。
今季の阪神も健闘はしていたとは思うものの,やはりシーズン中盤の失速は痛かったと実感します。
あそこで広島さんに引き離されなければと思いますが,それが地力の差というものだと思うしかないですし,せめて来季は失速することがあったとしてもその波を小さく止めてもらいたいものです。
そんな阪神は,今日は甲子園で読売と対戦をしましたが,残念ながら菅野さんに2安打完封負けを喫してしまいました。
秋山さんは先発として十分な仕事をしたと言えると思いますが,打線が菅野さんを攻略できずに終わってしまいました。
菅野さんほどのいい投手が出てくると簡単に打てないことは非常によく分かるのですが,それにしてもこれだけ無抵抗で終わってしまうと非常に残念というほかありません。
特に,クライマックスシリーズでの対戦相手を占う今日の試合だったわけですが,こんな風に無抵抗で負けた様を見ていると,仮に読売が3位で上がってきた時に同じくいいようにやられてしまうのではないかと不安を感じずにはいられません。
もちろん,今日の菅野さんを攻略できるだけの打力があれば,そもそも先日の広島さんとの3連戦で1勝くらいできていたと思いますから,それを今言ったところで仕方ないのはよく分かります。
ですが,それにしてもこれだけ無抵抗というのは寂しすぎるものです。
これだけ惜しくもない負け方をしたのであれば,後に引きずるということもないのではと思いますので,もう切り替えていくしかないとは思います。
とにかく早くクライマックスシリーズの2位進出を決めて調整に入れるようにしてもらいたいと思うばかりです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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