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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、群馬県のゆるキャラであるぐんまちゃんの着ぐるみの貸し出しを中止にする方向だという記事を見たので、取り上げてみました。

 群馬県は、ぐんまちゃんの着ぐるみの貸し出しを9月で打ち切る方針ということです。
 これまで企業や団体等に有料で貸し出していたということですが、変なぐんまちゃんがいるという指摘が相次いだということでした。
 例えば、マニュアルにはかわいく見えるポーズや着る人は165センチくらいの身長が適切などと定められていたということですが、それだのイメージを損ないかねない利用例が散見されたということでした

 私は、これまで何体かの着ぐるみに入った経験があるのですが、いずれの着ぐるみにも細かい規定が定められていました。
 例えば、決して声を出さないようにとか、おかしな動きをしないようにとか、とにかくキャラクターのイメージを損なわないようにするためのルールが多く定められていたと思います。
 また、私が着た着ぐるみの中には子供たちに大人気のものもあったのですが、私の想像以上に子供たちがたくさんやってきました。そんな中で、子供たちの目が完全に想像以上に鋭く、いつもはもう少し動くのだとか、手を引っ張るとこういうリアクションをするはずだとか、中に人が入っているのではないかとか、おそらく子供たちがキャラクターに対して持っている思い入れは大人が考えている以上にかなり大きなものではないかと思いました。

 そう考えると、ぐんまちゃんはゆるキャラグランプリ1位を獲得したことのある人気キャラであり、見た目もかわいいですから、子供たちの思い入れも強く、ちょっとした規定違反の挙動に対しても敏感に気づかれてしまうのだろうと思います。
 それだけに、県側もかなり神経質にキャラクターイメージの維持に気を遣っていたのではないかと思うのですが、それが損なわれるような動きがあればぐんまちゃんの着ぐるみの貸し出しをしないというように判断することも理解できなくはありません。

 この件の根本的な解決方法ですが、おそらく中の人も同時にレンタルする以外ないのではないかと思います。
 というのは、これまで私も着ぐるみに入った経験からしても、ある程度マニュアルに従って着ぐるみに入ったところで、子供たちの思うレベルに達する挙動ができる素人がかなり限られてくると思うからです。
 ブランドイメージを維持するためにも専門の人も同時に貸し出すことにしないといけないかとは思いますが、問題はそんな仕事がどれだけあるのかということかと思われます。専門の人を雇うにしても、仕事があまりないのであればその人に酷な結果となってしまいますし、何人かの県職員を教育してスタンバイさせておくのが現実的なのでしょうか。ただし、この方法の場合、県職員側の手当の問題などもあるのでしょうし、軽はずみにこれがいいというには難しいと思いますが。


 今日の阪神は、ソフトバンクさんと練習試合をして、見事に勝ちました。
 このところの練習試合では、5勝1敗ということで、非常に勝っております。
 しかも、このところのソフトバンクさんの戦績も決して悪くはなく、ソフトバンクさんの本調子でないところにつけ込んだわけでもないですから、阪神は本当に強い状態ではないかと思っています。

 今の阪神の状態について特筆すべきは、5試合でホームラン10本という強打もさながら、未だ無失策という阪神らしからぬ守備のよさでしょう。
 阪神はもともと投手力の高い球団ですから、ほどほどに打てればそれなりに勝てる球団であったものの、去年勝てなかったのは貧打と守備崩壊でした。
 打撃は水物ですから、今の打撃の調子がどこまで維持されるのかはなんとも言いがたいですが、守備についてはそういうものではないですから、これだけ出来がいいとそれは勝つのだろうと思ってしまうところです。
 この理由をいろいろと考えているものの、短絡的に目に付くのはやはり無観客試合であることでしょうか。
 阪神ファンは熱烈ですから、その応援が活躍時には追い風になるものの、期待を裏切ったときには一転トラウマを植え付けられるレベルの非難を浴びますので、その効果については表裏一体と言われていました。
 今阪神が無観客でこれだけ勝てているところを見るに、ファンが追い風よりは向かい風になっていた可能性が高いのではと思ってしまいます。
 できれば、この状態でもっと藤浪さんに投げてほしいのですが、彼については野球に取り組む姿勢からやり直さないとその場面はやってこないのでしょう。

 大方のスタメンは見えてきているのですが、気になっているのはあまり状態のよくない糸原さんと、オープン戦では打てていたのにスタメンに名を連ねられない大山さんの取り扱いでしょう。

 糸原さんについては、あまり状態がよくないのに起用されているところを見てしまうと、競争という観点からは北條さんと木浪さんで二遊間を組んだ方がというようにも思えます。
 ただ、長い目で選手を育成するということであれば、もう少し様子を見たいという考えもあり、ここを聖域化しない程度に様子を見てあげたい気持ちもあるのですが、なかなか難しいところです。

 大山さんについては、サードのポジションがマルテさんに取られてしまいました。
 マルテさんの打撃は悪くないですが、それだけでなくサードの守備が存外いいため、加えて今季の外国人枠が5人になったことも考慮すれば、大山さんとマルテさんを比べるとマルテさん起用になってしまうのでしょう。
 大山さんは、活躍の場を求めて外野練習をしているということですが、急増の外野で大丈夫なのかと不安もあり、かつて外野も守っていたというマルテさんを外野に回した方が合理的なようにも思えなくもないです。ただ、マルテさんのサード守備がよかったため、なんともいえません。
 とはいえ、大山さんに実戦経験を積ませて阪神の主砲にしてほしいと希望している身からすると、何らかの形で大山さんをスタメン起用してもらいたいところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:10
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