こんばんは。
昨日は原口さんのFA宣言について取り上げましたが、今日は大山さんがFA宣言した件について取り上げたいと思います。
大山さんについてはFA宣言をする可能性が高いと報道を見ていましたから、今回の件はある意味覚悟していたとおりではありましたが、こうなったこと自体は心配を感じています。
大山さんは阪神打線の中軸であり、大山さんが抜けるとなればその穴を埋めることは大変な困難を伴うことと思います。
一方、大山さんにしてみれば、これまで苦労してきたこともありましたし、8年間積み重ねてきてFA権を勝ち取ったのですから、その権利をどのように行使するかはご本人の自由ですので、動向を見守るしかないと思っています。
大山さんは、FA権を行使した理由について、他球団がどのように評価しているのかを聞いてみたいといっていましたが、実際そのような機会がこのFA権の問題なのですから、そのような考えがあるのであれば権利行使自体はよいことと思っています。
一方で、個人的には、大山さんが自身の扱いについて疑問を持っていたとしても何ら不思議はないと思っています。
大山さんといえば、ドラフト1位で指名された際、マスコミやファンから1位に値する選手なのかと散々言われて嫌な思いをされたことと思います。
また、大山さんは、チームの都合によって、守備位置をコロコロと変えさせられたりして、いわば便利屋のような扱いを受けていたように思います。大山さんにしてみれば、こういった扱いを受けることは自身の評価に疑問を持つかも知れず、個人的にはこのような扱いを受けてきたことがFA権行使につながった理由の一つではないかと想像しています。
プロ生活でそういった扱いを受けてきたことを思い返せば、阪神以外の球団において今後活躍しようと考えたとしても、それは無理からぬことというようにも思いました。
ただ、移籍先として最も大きく取り上げられているのは読売であり、もしも大山さんが読売に移籍することとなればなかなかの騒動になることが予想されます。
読売と阪神の関係については言うに及ばず、それがまさかチームの中軸として活躍した選手がその読売に移籍するとなれば、納得しない人も多いでしょう。
ケラーさんが読売に行きましたが、ケラーさんの場合は阪神から移籍したという訳ではないですし、ケラーさんを例として挙げるのは適切ではないように思います。大山さんの場合、自身の意思で移籍することになるわけで、一気に阪神の敵という扱いを受けることすら懸念されるところです。
私としては、どのような結論になるにせよ、これまで大山さんが阪神に貢献してくれたことは色あせることもないですし、何より真面目に頑張ってきたことも知っているので、どこに行っても応援したいと思います。
また、FA権は大山さんが勝ち取った権利なので、それをいかように使おうとも自由ですから、その意思は尊重したいと思っています。
そのため、阪神の将来の戦力の問題は別としても、大山さんの一ファンとして同行は見守りたいと考えています。
万一大山さんが移籍する場合ですが、来季のファーストは誰がつとめるのでしょうか。
原口さんも移籍の可能性がありますから、そうなると井上さんか前川さんなのでしょうか。
両者とも当然まだ大山さんほどの信頼感はありませんし、不安を感じるところはあります。
特に、大山さんの場合、打撃面もさながら守備面での貢献も大きかったですから、大山さんが抜けた場合の穴は当面埋まらないだろうなと思います。
ですが、それがFA制度なのですから、チーム変革を受け入れて対応することを考えていくべきなのだと思っています。
また思いついたら書きます。ではでは。
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