こんばんは。
今日は天候が大変なこともあり,早々に仕事を切り上げて撤退しました。
私のように仕事の時間を好きに選べる者はよいですが,お勤めされておられる方々はそうはいかないでしょうから,多分今頃も駅なので大変な目に遭われておられることでしょう。本当にお疲れ様です。
さて,今日取り上げたいお話は,先般催された大学入試センター試験での配布ミス問題に関する検証委員会の報告書についてです。
検証委員会は大学側にアンケートを採り,519の大学から得た結果を基に検証作業を行ったようです。
センターからの監督要領によれば「地理歴史」「公民」から1科目ずつ選択する受験生においては両方の問題を配付するように指示していたということですが,331の大学は「監督要領から指示を読み取れなかった」と回答したということです。
また,配布ミスのあった69の大学のうち13の大学が監督者への事前説明会に義務的に参加していたとし,22の大学では事前説明会への欠席者に対して資料配付だけで済ませていたということでした。
そして,検証委員会は,これらの結果をもって,「ミスのあった大学では監督を勤めた教員の熱心さが足りなかった」と指摘し,再発防止策を提案したということです。
この報告を見た際,率直に違和感を感じました。
確かに,監督を勤めた教員の熱心さは欠けていたのかもしれません。
しかし,アンケート結果を見る限りでは,多くの大学が監督要領から地歴公民の両方の問題を配付するように指示していたことが読み取れなかったと回答していることから,この点に関する指示が不足していたことが主たる原因なのではないかと思います。
ところが,今回の報告書ではその点について触れていないように見え,「教員の熱意」という主観的な問題に矮小化しようとしているのではないかと疑問を持ちました。
最終的に再発防止策が十分に講じられて再発がなされなければ,この点についてこれ以上言及する必要はないのかもしれません。しかし,監督要領を主たる原因にしていないことを見る限り,結局何か責任逃れ的なものを感じてしまい,その点をうやむやにして熱意を持てというだけで先に進んでまた同じ問題が起きるのではないかと心配してしまいました。
私もセンター試験組として,この試験の重要性はよく理解している者の一人です。それだけに,このように人ごとのような結論を見ると何とも言えない違和感を持ってしまうのでした。
今日の阪神戦は天候不良のために中止のようですが,復帰予定のマートンさんがさらに体調を再調整するためにちょうどよい機会だったのではないかと思っております。
オープン戦以降感じていた貧打をマートンさんが解消してくれることを願って,明日以降を迎えたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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