こんばんは。
最近ワールドカップで盛り上がっておりますが,いわゆる強豪同士の試合はもちろん面白いと思うものの,それ以外の国もいい試合をしており,なかなか楽しませてもらっています。
とはいえ,試合の時間に起きているわけではないので,昼間にいいとこどりのダイジェストをネットで見るだけなのですが。
それでも,やはり一流のプレーというのは十分楽しめるものです。
そんなワールドカップの試合の中でも,前回大会覇者スペインとオランダの試合は注目カードの一つだったと思います。
スペインはランキング1位,オランダは15位ということで,ランキングだけ見るとスペインの圧勝のようにも見えます。
しかし,ランキングの順位と結果が異なる番狂わせも大いに楽しめるのがこの大会だと思っています。
そして,結果は5−1でオランダの圧勝でした。
まさに順位と結果が大きく違う番狂わせなのでしょうが,そこまでの実力差があるかというとそんなことはなく,試合の流れであったりとか現場での要素が大きく結果に作用したのでしょう。
さて,そんなオランダの圧勝については,応援していたオランダの方々もここまでとは思わなかったのではないでしょうか。
今日のニュースを見ていたら,オランダのある靴屋が,オランダが圧勝したことによって倒産危機を迎えたというものがあったので取り上げてみました。
オランダのある靴屋は,試合当日はスペインとの試合を見るために閉店時間を早めました。
そして,扉に
土曜の朝に店を開けます。
今夜のスペイン戦でオランダが得点したら,1ゴールごとに10ユーロを割り引きます。
どんな靴でも,お好みで。
と書かれた紙を貼り付けました。
ところが,上記のような結果だったわけで,50ユーロ割引を求めて14日はお店に客が殺到しました。
そのため,この店は,靴が安売りで売れてしまい利益を失ってしまうことを避けるため,2日連続で営業時間より早く店を閉めなければならなくなりました。
店の店主もまさか5得点も取るとは思わなかったでしょうし,ましてスペインの守備力も考慮すれば,30ユーロ割引くらいまでを想定の範囲内としていたのではないかと思います。
それがまさかの5得点ということで,嬉しくも悲しい悲鳴を上げなければならなくなったということでしょう。
私も阪神が勝ったらなどといいたいところですが,阪神は常に勝つと信じているので,そういう賭はしないことにします。
さて,肝心の阪神ですが,今日は8回までせっかく藤浪さんが耐えていたのに,9回に抑えの呉さんが失敗して2失点し,あわや敗戦というところまでなってしまいました。
そこから9回裏に点をとり,さらにマートンさんのサヨナラヒットで勝利するという劇的な展開で終わりましたが,それでも藤浪さんに勝ちが付かなかったこと,ここまで苦労せずに勝てたのではと思うと,何とも釈然としません。
前から何度も言っていますが,呉さんは,いい球を持っているものの,球種が絞りやすく,空振りをとれる球がないと抑えとしてやり続けられるのかという不安があります。
もちろんストレートはいいと思うのですが,今日はカットボールにシュートという球速差が10キロ程度の球を2種類と,比較的見切りやすかったのではという感じも否めません。
本当に通用させていくためにはフォークかスライダーを身につけてもらわないと,抑えとして不安に思います。
かといって,他に人材がいないから抑えで使い続けるのでしょうが,もしも夏前にまた今日のように打たれることがあるとすれば,その際は躊躇わずに抑えを変更してもらった方がいいと思います。
ちなみに,今日のサヨナラヒットの殊勲賞は,マートンさんはもちろんのこと,7球粘って投げるコースをなくさせて気持ちを挫いた鳥谷さんだと思います。
鳥谷さんは四球を選ぶ選球眼に極めて優れていますが,鳥谷さんをアウトに切ってとれれば役目終了というところでこんなにも粘られて最終的には四球で塁に出してしまうとなれば,それは投手としてはかなり心理的に厳しいこととなるでしょう。
鳥谷さんの出塁後,新井良太さん,マートンさんにはそれぞれ初球でヒットを打っており,もちろん彼らの技術力にもよると思いますが,投手側の気持ちの問題もあったのではないかと思ってしまいます。
そして,気持ちの問題になったとすれば,そこまで追い込んだのは鳥谷さんにほかならず,やはり頼れるチームの柱だと思いました。
藤浪さんには,次は勝ち星をつけてもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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