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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,ある振り込め詐欺に関するものがあったので,取り上げてみました。

 警視庁が1月に摘発した振り込め詐欺のアジトから,松岡修造さんの日めくりカレンダーが押収されたという話がありました。

 逮捕された振り込め詐欺一団のリーダーは,警察の調べに対して,他の構成員が逃げないようにするために身分証を預かっていたと供述しているそうで,身分証を確保して人質状態に置いていたということでした。
 その味とに並んだ机の上には「世の中金次第」と書かれた紙が貼られていたり,松岡修造さんの日めくりカレンダーも掲示されていたということでした。
 また,アジトに売り上げ目標が掲げられ,個別に詐欺達成額をホワイトボードに書き込んでいたグループや,構成員にタイムカードを押させるなど,企業のように管理体制をしいていたグループもあったということでした。

 この記事を見ていて,松岡修造さんにはいい風評被害だろうと思い,敢えてタイトル部分には名前を載せないことにしました。
 松岡修造さんのカレンダー,私も店で何度かみたことがありますが,あのキャラクターから発せられるであろうという言葉がたくさん連ねられており,ある意味勇気づけられるものだと思います。
 一方で,ご自身も気分が落ち込むこともあるだろうに,このようなキャラクター付けを勝手にされてしまっていて,ご本人は生きて行きづらくはなっていないだろうかとも心配になります。
 ご本人さんの言動によるところも大きいのだとは思いますが,世間の中ではこれが少々過剰に伸びすぎてしまっている嫌いがあるように思われ,そのような印象は本来のご本人さんのキャラを逸脱しているところもあるでしょうし,周囲が過剰な期待をかけるというのは気の毒であろうとも思ったものです。
 ただ,芸能人やスポーツ選手などというのは,周囲から自身の能力以上の過剰な期待をかけられ,その上でそれを飛び越えていくべき存在であろうという考え方もあるでしょうし,だからこそ我々も彼らを期待してお金を支払ってでもみたいと思うのでしょうから,それは職業柄の宿命でもあるのでしょう。

 話を戻すと,振り込め詐欺も,一般の営業職と同じようにノルマが課せられていたのだろうと思いますし,それを達成させるために色々な方法をとっていたのだろうと窺われます。
 ただ,身分証を預かるというネガティブな形で強要するのはこのような反社会的勢力の中でありがちですから理解できるのですが,松岡さんの言葉のようにある意味ポジティブな形で気持ちを起こさせてやらせようというのは何だろうなと思います。
 我々にとっては,詐欺というのはその犯罪のあるかなしかというのが第一の問題であり,額が大きければ重大な犯罪だと認識するという二段階の構造をもってして考えます。
 ですが,犯行を行う側にとっては,それを実行するのが前提なのですから,あるかなしかではなく単純に額の問題なのでしょう。
 額が問題になる以上,これが僅少であればいけないとして,いかに尻を叩くかというのが問題になるというのは構造として理解できますが,それでもそのためにはあの手この手を講じようと努力している様が見えるのは何とも滑稽なものです。

 この手の犯罪に関する国選弁護などはこれまで十件以上ありますが,被害額が高額になりがちな犯罪であるため,末端構成員で利益を享受できなかったとしても前科なしで実刑判決が下されることも少なくないという印象です。
 末端に与えられる利益などその後の人生へのリスクからみれば割に合わないとしかいいようのないものだと思いますし,そのようなことへの理解がもっと社会に浸透すればとは思います。


 阪神キャンプですが,投手の松田さんが右肩関節炎としてキャンプを離脱したという記事を見ました。
 松田さんは,去年も怪我に泣いて,ほとんど活躍できずにシーズンを終えてしまっただけに,大変残念に思います。

 松田さんは,素材だけ見れば,阪神若手投手陣で最も期待されるべき存在であり,将来はJFKばりの活躍を見込めるのではないかと思っていました。
 しかし,何度も怪我をくり返しており,そのようにして野球人生を終えてしまった投手をこれまで何度もみてきただけに,非常に心配しております。

 今年の阪神キャンプは,松田さんだけでなく,伊藤隼太さん,島本さんも離脱し,早くも3人目の離脱となりました。
 このようなところで離脱しないためには,日頃からの体のケアが大事なのだろうと思いますが,その辺りこの3名がどうしていたのか,私には分かりません。
 ですが,この春先でこれから体を作ろうという時期に怪我をしてしまっては,1年を棒に振る可能性も十分出てきてしまいます。

 それぞれが活躍を期待されていた選手ですし,特に松田さんは苦境にある阪神中継ぎ陣で頭角をあらわすべき人材であろうと思っていただけに,私も大変失望しています。
 他の選手は,このような形で離脱することのないよう,しっかりとケアして臨んでもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:38

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