こんばんは。
昨日読売での公式戦での勝敗に絡んで金銭の授受があったという報道がありましたが,今日阪神と西武さんについても同じような金銭授受があったと報じられました。
阪神の四藤球団社長が,阪神でも公式戦前の円陣に絡んで同様の金銭授受があったと認めました。
金銭は1人数千円程度ということで,時期についてはここ数年ということです。
また,試合前のノックでのミスを対象に罰金を集めていたそうです。
球団社長によれば,練習の雰囲気を盛り上げていこうとか,緊張感を出そうとか,そういう趣旨もあってやっていたと思うとのことでした。
昨日述べたとおり,この金銭授受は八百長行為や敗退行為にもつながる可能性を秘めたものであり,試合に出場した選手が行っていい行為だとは思いません。
確かに,金銭的には低額だったとしても,これを契機に大きな事件に発展することは十分にあり得る話ですし,個人的には阪神でこのようなことがあったというのは非常に残念というほかありません。
これによって実際の勝敗が動いたということはなかったのだろうとは信じたいですが,それでもこのように小出しに出てくると実態はもっと根深いのではないかと疑わざるを得ず,今の段階で勝敗が動いていないと判断するには至りません。
今日報じられたところでは,中日さん,ヤクルトさん,横浜さん,広島さん,オリックスさんでは金銭授受や野球賭博はなかったと報じられております。
中日さんでは,ノックでミスした選手が罰金を出し合うことはあったものの,児童施設に寄付したということでした。
その点については安心するところですが,それでも調査の仕方や調査の切り口によっては別のものが出てきてしまうのではと邪推してしまいます。
というのは,既に去年の段階で各球団においてそれなりの調査がなされたものの,その当時には出てきておらず,今になって色々と出ているからです。
球団側からは,去年調査した当時では選手間の円陣での金銭授受は問題になっていなかったからやむを得ないというようにいわれるようと思うのですが,それはファンの要望する回答と合致しないと思います。
ですから,円陣問題とは別の問題が発覚した時,他の球団にも飛び火することは十分にあると思われ,その意味では今回のことで安心したということはできないと思います。
いつになったらこの疑念は払拭されるのか,疑いだしたらきりがない話なので何とも言い難いですが,それでもここまでの事態に発展してきたとなれば,多くのファンの疑念が少なくなるように徹底的に努めてもらうしかないと思います。
今日は,阪神が今のところオープン戦でセリーグ中打率と防御率がトップであるという,今のところ好調という話題を出したかったところですが,それを誇ることもままなりません。
まあ,今のところホームランが出ていないので,打率はよくても長打が少ないという欠点は見えるのですが,それでも阪神打線が徐々に変わりつつある,投手陣が安定しつつあるといえるならばよいかと思っていました。
ただ,今日の騒動が出てしまっては,それを最初に持ってくるわけにはいきません。
また,野球といえば,捕手のホームでのブロックに関するいわゆるコリジョンルールについて,警告2回で退場になると審判から突然出てきたことも非常に大きな問題だと思います。
捕手側としては,そもそも慣れないルールですし,とっさの判断でブロックしてしまいがちな気もするのですが,それがまさか2回で退場とは,捕手の控え人数を各球団ともに考え直さねばならないくらいの大事なのではないかと思っています。
しかも,こんなルールがあったと公表されていなかったと思われ,これが一般的に適用されるのかどうかは非常に大きな問題であろうと思います。
ですが,それも最初の騒動ですべて持って行かれたと思います。
もっといえば,私が焦がれていたハンターハンターの連載再開の話題を持ってこようと思っていたものの,それも叶いませんでした。
休載から1年以上も経過し,ついに満を持して連載再開ということですが,果たして今回は何週連載してくれるのか,非常に関心があります。
過去の冨樫先生は,10週ないし20週連載して休載に入るという私が勝手に読んでいる「10週ルール」で連載を回していたと思いますが,直近の連載時は体調不良ということで,そのルールも破られてしまいましたから,必ずしも10週ルールは絶対ではないと思えば,果たして一体何週やってくれるのか,これまでの間どれだけ書きためているのか,非常に気になっています。
と,思いついたことを色々と書きましたが,とりあえず野球賭博問題に関しては,野球界がある程度の血を流しても,全容解明に近づき信頼を回復できるよう,心から願う次第です。
また思いついたら書きます。ではでは。
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