こんばんは。
今シーズンの阪神の抑えをしていたマテオさんですが,本日2軍に行くことになりました。
記事によれば,病院で検査を受けた結果,右肩関節炎だったということでした。
この5試合失点を続けており,最大の武器であるスライダーはシーズン当初から見る影もなく劣化していましたから,何か異常はあると思っていました。
一部報道では股関節を痛めた等と聞いていましたが,それに加えてなのか右肩関節炎もあったということで,さすがに当面休ませなければならないでしょう。
この原因は登板過多であったように思われ,私のつたない記憶では3イニング連続登板をして以降今までよりも冴えがなくなっていき,ついに失点をするようになったように思います。
ドリスさんも登板過多で休養と調整のために2軍に行っており,やはり阪神首脳陣の投手起用の方法には大いに問題があると思います。
金本監督は,選手時代,休まずに出続けることをプライドに活躍していましたが,もしかしたらそれを他の選手にも適用できると考えているのかもしれません。
努力で達成したという経験を持つ人は,誰もがある程度までは努力で達成できるもので,水準に及ばない場合は努力不足であると考える人も中には要るように思います。
金本監督がどう思っているのかは分かりませんが,精神論で肉体をごまかすにはある程度限界があると思いますし,客観的な状態をよく把握した上で起用をしてもらいたいと強く願います。
マテオさんの代わりに青柳さんが上がってきましたが,青柳さんは投球フォームが特殊で,かつストレートは150キロ超で力がありますが,いかんせん制球力に難があります。
確か2軍で数多くの死球を計上しているということだったと思いますし,個人的には1軍でどのくらい通用するかは見たいものの,もう少し制球力がなければ中継ぎ投手として起用するのは難しいのではないかと思っています。
そうなると,マテオさん不在の間の抑えですが,安藤さん,高橋さん,藤川さんのいずれかとなるでしょうか。
後で述べますが,私は藤川さんの制球力を考えたときに抑えは厳しいと思っているので,高橋さんの怪我を避けるべく連投を回避するとすれば,安藤さんを当面抑え起用するのが妥当だろうと思っています。
ただ,抑え投手を固定するのではなく,様子を見つつ状態の良い選手を起用していくという方向になるのかもしれません。
ちなみに,外国人枠が空いたのですから,個人的には一度ペレスさんを上げて試してみるのはありだと思います。
ペレスさんは2軍で結構よく打っていますから,代打で試してみるのは十分価値のあることだと思います。
ポジションが外野なだけに,スタメンで使いづらいのが難点なのですが。
昨日今日と,阪神は読売相手に連勝しました。
このところ気分の悪い試合が続いており,昨日今日の試合も最後まで油断のならない試合でしたが,それでも読売に勝ったという一事をもってしてだけでもご飯がおいしいです。
昨日は岩貞さんが完封してくれました。
岩貞さんはもともとそれだけの能力を持った投手とは思っていましたが,まさか今シーズンにここまでの投手になってくれるとは思ってもいませんでした。
4四球という結果を見れば絶好調であったとはいえないと思いますが,それでもプロ初完封を達成したというところを見ると,彼の能力はまだまだ計り知れないと思います。
特にチェンジアップがよく決まるようになり,それがキレのあるストレートを生かして投球の組み立てができているように思われ,彼は去年までとは本当に違う選手になったと思いました。
このような岩貞さんをもう少し打線が援護すべきでしょうが,結局読売側のミスの1点のみしかとってあげられませんでした。
それが岩貞さんの緊張感を生んでこの結果につながったのかもしれませんが,いくら菅野さんが良い投手とはいえ情けないと思います。
一方,菅野さんは自責点0で敗戦投手ですから,本当に気の毒としかいいようがありません。
こちらも岩貞さんの出来が良かったとはいえ,四球でランナーを出せたりしていたのですから,読売はもう少し何とかして攻略できなかったのだろうかとは思いました。
もちろん攻略されたら困るのですが。
今日は岩崎さんが良い出来で,かついいところで点を取れて勝利を収められました。
岩崎さんについては,岩貞さんよりも先に活躍し始めたものの,今シーズンは完全に岩貞さんに成果を抜かれてしまっており,本人としては挽回したいという気持ちが強かったのではないかと思います。
最大の武器は球の出所が見づらい投球フォームからの投球で,それを打者が2巡して以降も慣れさせることなくよく投げてくれたと思います。
6回3分の2でマウンドを降りることになりましたが,おそらく最後の当たり打ち込まれた原因はスタミナ切れもあったかと思います。
やはり2回までに40球も放らさせられてしまうと,7回に120球を超えることとなってしまい,なかなか投げきることは難しくなってしまうと思います。
そこをよく投げさせた読売打線の成果もあるのでしょうが,そこは岩崎さんの反省点かもしれません。
岩崎さんの失点は北條さんのエラーから始まりましたが,やはりこのようなことでリズムを崩すとちょっとしたところから失点してしまうものなのでしょうか。
北條さんは,その次の打席で併殺で,おそらく懲罰交代をさせられておりますが,私が言うまでもなく本人は猛省していることでしょう。
代わった大和さんは昨日に引き続いて安定した守備を披露し,長打も打ちましたから,北條さんには申し訳ないと思うもののチームが勝つためには大和さんがセカンドの方がよいと思います。
特に,大和さんの守備力は尋常ではなく,これを使わないのは,他球団の目からすればあり得ないくらい贅沢なことだと思いますし,私は明日以降は大和さんをセカンドに据えてもらうべきと思います。
打つ方では,原口さん,ヘイグさん,新井良太さんがそれぞれ打って,点をとられた直後に直ちに逆転してくれました。
点をとられた直後の逆転というのは,試合の流れやチーム・球場の雰囲気的にも非常に良い展開だったと思いますし,これができたからこそ今日阪神は勝ちを収められたと思っています。
ヘイグさんは少し前まではあまり打てておらず,守備でも致命的なミスをしましたから正直言ってヘイグさんを使うのはどうかと思いましたが,昨日今日と打っていて,かつ今日はタイムリーとホームランですから,私の期待以上に打てていると思います。
外国人選手ははまる選手かどうかが大いに問題ですが,はまってしまえば活躍はある程度期待できますし,このままはまるかどうかをもう少し見守ってもよいと思います。
原口さんは,本当に打線の核たる存在になりました。
この状態について,今シーズン台頭してきた他の若手選手と比べて,好調時に活躍しているだけなのかとも思われます。
しかし,原口さんについては打ち方が非常によいのと,選球眼がよいのでいざ調子を落としても四球を選べると思われ,そこまで成績的に大崩れしないように思えます。
その点高山さんは,やはり四球を選べていませんから,調子を崩すと塁に出られずに深みにはまってしまっている傾向にあるように思われ,この点は原口さんの方に分があるように思われます。
ただ,高山さんのバットコントロールは天才的なものがあると思っていますから,いざ当たり始めればまた相当数字を伸ばすとは思っていますが。
とにかく,原口さんがこうして出てきてくれているからこそ今日勝てたと思いますし,原口さんが出てこなかったら今頃阪神はどうなっていたのか,もはや想像ができません。
というか,今年の阪神は,超変革というだけあって,原口さんだけでなく,大和さんの打撃,岩貞さんや横山さんという先発陣,北條さんや板山さん,高山さん,横田さんなどの打撃陣などなど,去年ほとんど計算していなかった要素が非常によく作用していると思います。
負け方はつたない投手起用が原因なことが多く,ストレスはたまりますが,それでもやはり見ていておもしろい野球をしてくれていると思っています。
さて,その投手起用ですが,上記の通り藤川さん抑えはよくないでしょう。
これまで何度か述べましたが,藤川さんは140キロ後半のストレートのコントロールが非常に悪く,今日も四球からピンチを作って失点してしまいました。
今日は大量点の援護があったからよかったものの,9回に追加点がなかったら相当危機的な試合だったと思います。
藤川さんの制球難については一朝一夕でどうにかできるものではないと思いますが,もしもこのままの状態で突き進むならば,相手にしてみればカウントが悪くなければストライクゾーンに近い球はすべて見送るという戦略になってしまいかねません。
140キロ後半の球のキレはすばらしいものがありますから,これでストライクゾーンに入れられるならば十分勝負できる投手だと思いますし,抑えもいってもらいたいと思うのですが,現状では抑えとして登場されるのは心配です。
また,今日も酷い守備ミスがありました。
内野フライを落とすのは言語道断で,プロの試合だとは思えません。
以前と同様ゴメスさんが絡んでいるので,おそらくゴメスさんが球を捕る時にお互い声を掛け合うなどの基本動作を怠ったことが理由でしょう。
しかも,ゴメスさんは先日も当事者なのですから,その点の反省を踏まえて今日は自ら率先して合図を出すべきなのに,それをしなかったというのは,内野守備のチーム全体の問題として大きく疑問が残ります。
このようなお粗末なプレーは,プロとして二度としてもらいたくないです。
色々といいましたが,とりあえず読売に2連勝して非常にご飯がおいしかったです。
明日もおいしいご飯が食べられるよう,しっかりと勝ってもらいたいです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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