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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,ネットに接続された食洗機に脆弱性が見つかったというものがあったので,取り上げてみました。

 この商品はドイツの家電メーカーの業務用全自動食器洗い機ですが,このウェブサーバー機能にディレクトリトラバーサルの脆弱性が発見されたということでした。
 この商品は,ネットワーク接続機能や遠隔操作機能も搭載しているそうで,この脆弱性によってハッシュ化されたパスワードを外部から取得できるという問題があったということです。
 記事によれば,食器洗い機に機密情報は記録していないと思われ,外部から不特定多数がアクセスできるような環境にある食器洗い機も少ないと思われるものの,第三者によって食器洗い機が乗っ取られる可能性もないとはいえないとされています。

 このところ,IoT技術についてよく話題に挙がっていますが,私自身大変関心があります。
 家電を遠隔操作するということはもちろんのこと,ディープラーニング機能等で収集された情報を元に,自らは考えて機能する家電ということも将来的にありうると思われます。
 これがあるからといって直ちに生活が激変するわけではないでしょうが,それでも私たちが感じたことのなかった体験ができる可能性を秘めており,その意味では強く好奇心を持てる分野であると思います。

 ですが,ネット接続すると一方で問題になるのはウイルスやのっとりの危険です。
 昔いわゆるガラケーの時代にも多少ウイルスの話はありましたが,スマホ時代になってからウイルスの危険は飛躍的に増大しました。
 おそらく機構の複雑さややりとりする情報量の大きさの違いなどがウイルス被害のしやすさというところに関わってくるのだろうと思いますが,複雑で情報量の多い機器であればこそウイルス感染や乗っ取りの危険というものが出てくると思います。

 今回は食洗機の乗っ取りの可能性について問題になっていますが,これを遠隔操作したところで誰かが勝手に食器を洗ってくれるくらいなのではないかというように考えるとすれば,それは誤りだと思います。

 まず,遠隔操作で自由に操れるとすれば,この食洗機を破壊することは難しくないと思います。
 例えば,食洗機に負荷をかけるような指令を遠隔操作で飛ばすことによって,中に入ったままの食器にダメージを与えるだけでなく食洗機自体を呼称させることもできるであろうと思います。

 次に,他人のパソコンの乗っ取りや問題のある書き込みを行う時,よく他人のパソコンを中継ポイントに利用して,そこを経由した上で真の当事者を眩ますという手段を執る時があるかと思いますが,食洗機がそれに利用されるという危険はあると思います。
 それに利用するためには食洗機のスペックの問題もあるでしょうが,ある程度備えていた場合には何らかの犯罪行為の踏み台として利用されることも懸念されると思います。

 そういったことを考えると,遠隔操作で他人が勝手に食器を洗ってくれるかもしれないという程度の軽い気持ちでこのニュースを読んではいけないのかもしれないと思いました。
 そして,IoT技術があらゆる家電に搭載されるという時代がやってきた時,問題のある書き込みが家中の家電を踏み台になされる可能性も否定できず,そうすると色々なところにウイルス対策ソフトをインストールさせたりしなければならなくなるのかもしれません。
 その維持保全費用をどのくらいかけなければならないのか等,先のことながら若干懸念するところはあるのですが,それでも技術の進歩は大変気になります。


 今日の阪神ですが,原口さんのサヨナラホームランで見事勝利を飾りました。

 初回に4点も取れましたし,序盤のメッセンジャーさんも悪くない投球をしていたので,このまま勝てるのではないかと思っていたのですが,その後なかなか追加点が取れませんでした。
 そして,あれよあれよといううちに同点にされてしまい,このまま点が取れない鬱屈した展開では阪神は大丈夫なのだろうかと心配していました。
 そうしたところ,原口さんの見事なホームランで試合を締めてくれたので,本当にうれしい限りです。
 原口さんの今季第1号がサヨナラですから,やはり彼の打撃はチームに必要なのだと改めて思わせてくれます。
 しかも,打ったのは,決して悪い投球をしていない杉浦さんからでしたから,やはり原口さんという打者は中軸を打つべきなのだと実感します。

 このところ,鳥谷さんも往年の力を取り戻したように思われ,昨日の勝利くらいから阪神は悪くない感じになってきたという気がしています。
 これで借金を返済しましたし,ここからもう一回盛り返していけそうな勝ち方をしてくれたと思っています。
 また,藤川さんにも勝ちが付いて,日米通算50勝まで王手ということで,チームが勢いづいてくれるのではと期待しています。

 心配なのは,先日制球難の指摘された藤浪さんですが,投球フォーム修正に着手したという記事を見ました。
 記事によれば,ベルト付近でグラブを制止させ,投球時に高く上げるフォームにしたそうです。
 本来はシーズンオフでやるべきことではあるのですが,今年はWBCに招集されていたので,そこまで取り組めなかったのかもしれません。
 藤浪さんが制球重視の投球を試みた際には,権藤さんから荒れ球を生かすために制球重視を止めよという話をしたという記事を見たことがあり,もしかしたらそういうところもあって迷いが出たのかもしれません。
 ですが,藤浪さんについては,右打者にとってのインハイに抜ける球が非常によく目立ち,それが今まで随所に見られて,先日も乱闘騒動のきっかけになってしまいました。
 制球難がいい感じの荒れ球になる時はいいのですが,特に去年からは四球が重なって自滅する様が多く見られていたので,やはり制球をある程度矯正しないと今のままでは調子の善し悪しに影響されすぎる安定感のない投手のままで終わってしまうことも懸念されます。
 藤浪さんは球界の宝であり,阪神は責任を持って一流投手に育てなければなりませんから,試行錯誤を繰り返してよい方向を模索してもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:37

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