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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,JR東日本が,山手線車内に防犯カメラを設置する方針を発表したというものがあったので,取り上げてみました。

 JR東日本によると,さらなる車内セキュリティレベルの向上のため,山手線の新型車両E235系に車内防犯カメラを設置する方針だということです。
 設置時期は2018年春以降ということで,山手線に投入される全50編成550両を対象に順次設置されるそうです。
 防犯カメラは各車両に4台ずつということで,1両当たり8箇所ある出入り口のうち4箇所のドア上が設置権等範囲ということです。
 車内防犯カメラを設置した車両には,カメラ作動中であることを表示するステッカーが貼り出される予定とのことです。

 最近の痴漢事件や痴漢えん罪事件を見るに,このような対応は山手線ほどの毎日多くの人が利用する車両については遅すぎる対応だったともいうべきかもしれません。
 もちろん予算の問題や設置する場合の電源の取り方,設置場所の問題もあったでしょうが,それでも痴漢被疑事件が生じるたびに車内に生じる動揺,場合によっては生じる車両遅延等の状況を考えればもっと早く導入してもよかったのではないかというように思います。

 設置場所はドア上ということですが,痴漢被害の多くがドア脇の辺りという話ですし,設置場所としては適切なのかもしれません。
 一方で,その場所に設置するということになれば,その死角になるであろう位置において被害が増加することになるのでしょうか。

 個人的には,痴漢被害は比較的満員状態の方が多い印象なのですが,そのような場合は天井からのカメラでは直接的に行為の部分を収めることは難しいのかもしれません。
 痴漢を行う場合の前提行為や行っている最中の挙動等から推測できるという意味ではカメラは意味のあるものであろうとは思いますが,満員の場合には決定打にはならないのかもしれないとも思いました。
 ただ,それでも推測できる材料になるのであれば,カメラの存在は抑止力としてはある程度の役割を果たすことが期待できると思います。

 個人的には,どのカメラが稼働しているということを伏せておいた上で,実働は4台でもダミーを含めて8台くらい設置すれば抑止力にはなると思います。
 ただし,そうすると,各車両において電源をとる位置が変わってきて混乱を来すかもしれず,思いつきで語るべきかどうかは何ともいえません。

 ひとまずは山手線が対象ということですが,利用者の多い路線や被害が多いといわれる路線についてはなるべく早期に導入すべき打と思います。
 鉄道会社は,今やホームドアの導入や今回のカメラの導入などでコストのかかる問題が多くて頭が痛いところであろうと思います。
 ですが,ひとたび被害が生じれば,それによって生じる害を考えれば,そのコストを惜しむことは自らに返ってくるものも多いと思われますし,ある程度は受け止めて頑張ってもらいたいものです。


 今日の阪神ですが,1イニング6得点で金子さんを攻略して,見事勝利しました。
 金子さん相手ですから,あまり得点ができないのではないかと思っていたところで,初回に2失点してしまい,正直言ってかなり厳しい展開を予想していました。
 しかし,阪神は一気にビックイニングで得点を重ねて,大逆転しました。
 今日は全般的に打撃好調でしたが,原口さんの打撃がもっとも影響力が大きかったかもしれません。
 原口さんが5番に座れれば,福留さんの負担が相当軽くなるので,もっと打てるようになってくれると思いますし,キーマンはやはり原口さんなのではないかと思いました。
 また,鳥谷さんは,去年の打撃不振が嘘のように今年は打ってくれていて,先日骨折したはずなのにと思うと頭が下がります。
 加えて,梅野さんのバントですが,リーグトップの12犠打で,未だ失敗がありません。
 梅野さんは打率こそよくないですが,決める時は決めていますし,四球は選べますし,捕手の本職としての活動等打撃以外での貢献度も高いので,基本的にはやはり正捕手としていて頂くべき存在と思いました。

 秋山さんですが,初回こそ失点してしまったものの,終わってみれば8回2失点と堂々の出来だったと思います。
 初回にカットボールとフォークを打たれてから,2回以降カーブを多めに使う等若干配球が変わってあまり打たれなくなっていて,これは秋山さんなのか梅野さんなのか分かりませんでしたが,よい変化だったと思います。
 特に,相手が,交流戦負けなしのオリックスさんの打線でしたから,それを8回2失点で抑えるというのは非常に優秀だと思います。
 しかも,これだけの大量援護をもらった場合,投球が大味になってしまう投手も多いところですが,自慢の制球含めて自制した投球がよくできていたと思いました。
 今季は本当に秋山さんに救われています。

 意外によかったのは,高山さんのセンターの守備です。
 今季レフトでやらかしてしまった様を幾度となく見せられ,果たして守備の要所であるセンターを任せて大丈夫なのかと不安に思っていましたが,レフトよりも馴染んでいると思えるくらい無難な守備を見せてくれました。
 まだ様子見ではありますが,この調子であればもしかしたらセンターの方がいいのかもしれません。

 一方,今日の試合では,キャンベルさんはいいところがなく,ビッグイニングで流れができていても一人これを断ち切ってしまいました。
 今日がたまたま悪かったのかもしれませんが,外国人助っ人となると日本人選手と違って育てるという視点がないことから,今後どの程度起用されるのかが不安になるくらいの出来でした。
 一時は割と打てていただけに,今だけとは思いたいところですが,少なくともDHでの起用は今後は難しいでしょう。

 また,最終回に投げた松田さんですが,正直言って1軍レベルにはないと思いました。
 素材がずば抜けていることはよく知っているのですが,いかんせん今日のような投球をされてしまうと,今季の松田さんは今のところ期待できないというほかありません。
 素材が素晴らしいだけに,まだ長い目で成長を待ちたいとは思いますが,それでも今は2軍でやり直してもらうべきであろうと思いました。

 とりあえず,負けなしの好調オリックスさんとの初戦を見事勝利できましたから,幸先のよいスタートだったと思います。
 今日のような大量得点の翌日は不安にはなりますが,それでも明日は能見さんですから,最少失点にしてくれれば,今日のように原口さんが何とかしてくれるのではないかと思っています。
 最近糸井さんや福留さんが落ちてきていますから,原口さんがこうして出てきてくれるのは本当に頼もしいと思っています。

 今日は阪神勝利の裏で読売が11連敗していて,菅野さんでも負けたかと思いました。
 菅野さんは日本一とも呼べる投手で,球威から制球力,変化球,スタミナともに一級品ですし,攻略はなかなか大変だろうと思っていたものの,まさかの誤算だったと思います。
 菅野さんで断ち切れなかった連敗となると,果たしてどうやって対処するのか分かりませんが,5位にまで落ちてしまった読売については見届けてやらねばならないだろうとは思っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:42

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