こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,AIがAIの作成に成功したというものがあったので,取り上げてみました。
元のAIを作成したのはグーグルで,自らの力で新たな人工知能を作り上げるAIであるAutoMLの開発に成功したと発表したのが今年5月のことでした。
そして,AutoMLが作り上げたAIが,これまで人類が作り上げたAIよりも優れた機能を持っていると発表されました。
グーグルの研究者らは,強化学習と呼ばれる手法を用いて機械学習モデルのデザインを自動化し,AutoMLは自身が作り上げたAIが特定のタスクへの対応力を発展させるためのニュートラルネットワークの制御装置の役割を担うということです。
今回のNASNetと名付けられた,AutoMLによって作られたAIは,コンピュータ視覚システムで,リアルタイムの映像から人間,車両,信号,ハンドバッグ,バックパックなどを自動で認識するということです。
AutoMLはNASNetの性能を査定してその情報を改善に用い,その行程を何千回も繰り返すということです。
研究者らは,巨大画像データベースサイトで実験を行ったところ,NASNetはこれまで人類が作り上げたどのコンピュータ視覚システムよりもよい成績を収めたということでした。
近年では将棋や囲碁などでAIが人間を追い越すという現象が生じておりますが,いつかAIが別分野でも人間を追い越す日が来るだろうとは予想していました。
しかし,AI作成分野においても人間を追い越したという事例が出てきたのが今回の件だと思います。
今のところはコンピュータ視覚システムの領域に止まっていますが,そのうちAIが自律していろいろなものを提供するようになっていくのでしょうか。
もしもそうなると,人間のコントロールが利かなくなっていくという良く映画でみたパターンが出てきてしまうのではないかと思いますし,そのような話はもはや遠い未来ではないのかもしれません。
そして,このような技術の発展は,一度形ができれば加速度的に進行すると思われ,私が想像しているよりもより近い未来に人間がAIをコントロールできるかどうかの問題が出てくるのではないかという気がしました。
私がAIを認識したのは,おそらくドラクエ4だったと思いますが,その時のAIは限られた選択肢しかないはずなのにあまり利口だったとは思えず,決して効かない相手に対してザラキを連発していたものでした。
その後,ヒカルの碁という漫画では,AIはまだまだ人間を越えられないという前提でしたが,そこから10数年経過した現代ではその時の状況も変わってしまいました。
そのうち弁護士業のうちさほど技術的に問題のない領域もAIに取って代わられるのだろうと思いますし,手数料で商売する時代は近い将来に苦境に晒されるように思えます。
そうなると,弁護士業もそうですが,機械では対応できないようなイマジネーションを組み合わせた解決方法を提案し,それを使いこなす交渉技術を持ち合わせていなければならない時代が来るのだろうと思います。
それも時代の流れだと思いますし,時代や技術にあわせて対応できるように日頃から勉強し続ける必要があると改めて思いました。
阪神の契約更改が続いていますが,上本さんが1000万円アップの4300万円という記事を見ました。
今季の上本さんの活躍ぶりと存在感を考えた時,正直言ってもう少し上げてもよかったのではという気がします。
特に,上本さんは,来季FA権を取得するわけですから,そのためには少なくともBランクにして他球団が手を出す動機を少なくするような措置を講じてもよかったと思いますし,他の選手との比較を見てもどうかと思いました。
そういうところをいろいろと考えていると,私が見た記事が間違っていてもらいたいと思います。
一方,高山さんは200万円ダウンの3800万円で契約更改したということです。
高山さんは,昨季はルーキーながら素晴らしい活躍をしてくれましたが,今季は昨季と比べてあまり打てず,そうなると守備の悪さが目に付いてしまう状況でした。
あわせて,中谷さんや俊介さんらが台頭してきて,高山さんも二軍を経験するようになってしまいました。
正直言って,そのような状況の割にはダウン幅が小さいというのが率直な印象です。
上本さんのアップ幅が少ないのに対して高山さんの処遇を見ていると,どうもバランスがよろしくないように思えます。
いずれにせよ,来季は持ち味の打撃の向上を期待したいものです。
また,現在のままでは終盤に守備固めを出されてしまいますから,守備の向上もあわせて目指してもらいたいですし,高山さんの来季に向けての課題は非常に多いと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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