こんばんは。
今日は今年の漢字が発表されましたが,今年は「北」ということでした。
北が選ばれた理由ですが,北朝鮮のミサイル,北海道の悪天候によるジャガイモ不足,日ハムさんの大谷さん移籍,清宮さんドラフト,キタサンブラック活躍などだそうです。
正直言って,今年を一文字で表すという時にピンと来ないというのが率直な印象です。
確かに理由を挙げられれば,北朝鮮は今年はよく話題に出ていたと思いますが,ほかの理由を挙げられてもそんなこともあったというくらいで,そこまで今年を代表するような事件だと言えるのでしょうか。
そう考えると,この漢字は北朝鮮だけにスポットを当てたような気もして,かの国のことはもはやそんなに気にしなければいいのに,こうやって気にするから増長するのではというように思ってしまいます。
例年の今年の漢字を見ていると,その年の世相を表しているものもありましたが,最近のものは一文字見てもどんなことがあったのか思い出せません。
昔の方が記憶が薄いはずなのに思い出せ,最近の方が思い出せないというのは,もしかしたら最近の方が今年の漢字があまり世相を反映していなくて,どちらかというとこの企画のために頑張ってひねり出したという感が強いからなのかもしれないと思ったりします。
今年のランキングを見てみると,2位以下も「政」「不」「乱」「変」などのどの年でも当てはまりそうなものや,「倫」「暴」などの特定の人に関する事件を表現したものなどがあったりして,10位以内を見ても今年を表すなどと言えるものは思い当たりませんでした。
個人的には,流行語大賞とも被るのですが,忖度の「忖」なんじゃないだろうかと思っており,これを見れば今年の国会は何が話題だったのかみんな思い出せるような気がします。
ですが,今年の漢字ランキングの中では18位と,どうやら私の感覚は世間の多数派ではないのだろうと思ったりしています。
一文字見てその年が思い出せない今年の漢字であれば止めてしまえばと思ったりもしますが,その年を漢字一文字で表すという試み自体は面白いものだと思います。
それだけに,やはりこの企画を継続することはいいことだとは思うのですが,問題はその一文字を選択するセンスがあるかどうかでしょうか。
そして,センスの問題になってくると,多数決という考えがふさわしいのかという気もしなくもないのですが,かといって一人の人が独断でその年の漢字を決め,それが後世に残るというのもどうなのかということもあるのでしょう。
そう考えると,現在の選考方法は致し方ないのだろうと思いもしますが,しっくりこないということも考えれば,せっかくの企画を生かし切れないなと残念に思いました。
阪神の藤川さんが,単年で現状維持の2億円で契約したという記事を見ました。
今季の藤川さんは,52試合登板し,3勝0敗,防御率2.22と非常に安定した活躍をしてくれました。
リードしている場面はもちろん,負けている場面でも登板してくれて,これだけの実績あるベテラン投手がここまでしてくれたことは本当に頭が下がります。
ストレートは全盛期を過ぎたといわざるを得ないのですが,それでもこれだけ活躍してくれるのですから,本当に素晴らしい投手だと思います。
現在NPB通算657試合で生涯防御率が2.02で,本人はどうしても防御率を1点台に戻したいと考えているそうですが,私もその目標を叶えてくれたらどんなにいいことだろうと思っています。
全盛期はほとんど点をとられていなかったので,生涯防御率を向上させていたと思われるものの,去年の一時期先発に挑戦したのがだいぶ足を引っ張ったのではないかと思ったりもしています。
5回までもつスタミナがなさそうなのに強行して先発投手として起用した首脳陣が悪かったと思うのですが,金本監督もあれから大いに反省して投手起用は去年の序盤からだいぶまともになったので,今後は防御率を回復させていってくれるのではと思っています。
来季は38歳ですから,どれだけ活躍できるのかは分かりませんが,正直言って阪神にやってきた時には今くらいできるとは思っていなかったので,来季もいい意味で裏切ってくれるのではないかと確信しています。
また思いついたら書きます。ではでは。
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