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 こんばんは。


 昨日の記事を見ていたら,往年の名作からくりサーカスがアニメ化するというものがあったので,取り上げてみました。

 からくりサーカスといえば,うしおととらの作者である藤田先生の作品で,勢いがすごく,張り巡らされた伏線を回収して最後は皆が納得するような最後に突っ走っていくという感じの印象の作品です。
 私もずいぶん前に全巻を一気に買いそろえて,買った当日は午前4時頃まで読み続けた記憶でした。
 時々矛盾があったり,この展開は要るのかと疑問を感じるような場面があって中盤が間延びするというところもあるのですが,怒濤の感情を表現する様はまさに名作といって差し支えないものだと思います。

 からくりサーカスが最終回を迎えたのはもう10年以上も前で,今更アニメ化というのもいろいろと議論のあるところかもしれませんが,最近は漫画のアニメ化,実写化などが多く,コンテンツが消費されてきたところで往年の名作に白羽の矢が立ったのだろうと思います。
 この名作を世間の多くの人に知ってもらいたいと思いますし,私自身久しぶりにこの作品を復習してみたい気持ちにもなったので,こういう形でこの作品が話題に上がることは大いにうれしい限りです。

 ただ,気になるのが仕上がりだと思います。
 藤田先生の初期の名作うしおととらは先日アニメ化しまして,私は最近アベマTVで視聴したのですが,正直言って若干消化不良でした。
 その理由は,作品の仕上がりや関係者の思い入れは非常によく伝わったのですが,いかんせん尺が短すぎて,あるべきエピソードや出るべき登場人物が出てこなかったことだろうと思います。
 ネット上でもよくいわれている,妖怪さとりの回や個人的にじわっと好きな徳野さんというキャラだったり,そういったところが出てこなかったのはせっかくアニメ化したのにという思いを持たざるを得ません。
 特に,さとりの回は屈指の人気回ですから,それを端折らざるを得なかったのは尺と最終回に向けての伏線の意味から仕方なかったのだろうとは分かっていても,やはり残念だったと思います。

 おそらくからくりサーカスは往年の名作ですし,関わる人達も皆この作品を愛していると思われ,その熱意は作品の仕上がりに少なからず影響するでしょうから,出来自体はいいものが出てくるだろうと強く期待しています。
 ですから,うしおととらの際の消化不良感があり得るとすれば尺が十分にとれるかということにかかってくると思います。
 からくりサーカスは全43巻で,最終刊は特に厚かった記憶ですから,本当にエピソードを丹念に拾っていけば1年かけて描いたとしても終わらないだろうと思います。
 ドラゴンボールは全42巻で長くアニメをやっていましたが,引き延ばしやオリジナルエピソードが多かっただけにあまり参考にしてはいけないだろうと思います。
 ただ,そのクラスではなかったとしても,本当にこの作品を描くのであれば,個人的には少なくとも1年は尺をとってもらいたいと思うところです。
 1年だったとしても,1巻当たり1話ということになってしまい,かなり端折られるという懸念があるのですが,現実的に折り合いを付けるとしたらそこが限界かと思います。

 と,いろいろとここまで個人的な意見を展開しましたが,とりあえず私の思い入れの強さだけはご理解いただけたのではないかと思います。
 そして,私くらい思い入れの強い人は多い作品だと思いますので,楽しみであるとともに不安も強いというべきだろうと思います。
 いずれにせよ,仕上がりには期待したいと思います。


 阪神は,今日のオープン戦でも敗戦しました。

 要因は色々とあるのですが,結局守備が悪いと思います。
 西岡さんは昨日の今日ですからさすがにスタメンから外れたものの,やはり鳥谷さんセカンドは固定なのでしょうか。
 残念ながら今のところあまり大山さんが当たっていないので,やはり全体像を考えれば鳥谷さんをサードに回して大山さんと交代で出させるようにして,セカンドには上本さんを据えるべきでしょう。

 別にオープン戦ですから敗戦自体を問題ととっても仕方ないのですが,敗戦したのであればそれを生かすようにはしているのだろうかというのが問題です。
 これから主力選手が出てくるようになり,最終調整の段階に入っていくのでしょうから,今はまだいろいろな選手を試しているのだということはよく分かります。
 それでも,これだけ守備に問題があると分かっているのであれば,もう少してこ入れをしようと思うべきだろうと思わずにはいられません。
 思えば,去年の序盤は,1試合1エラー状態で,とてもお金を払ってみせられるプロの試合ではなかった時がありました。
 今の阪神の守備はそれを彷彿とさせるものであり,いくらオープン戦といっても,その悪さをきちんと是正していくことを怠ればさすがに意味があるのかと疑問に思わずにはいられません。

 ロサリオさんもピリッとしませんし,今季の阪神については今のところ不安が多いです。
 それでもシーズンが始まれば違ってくるのかもしれませんが,そうであることを願うばかりです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:59

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