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 こんばんは。


 このところの大雨で,九州中国四国近畿中部地方では大きな災害になっているという報道を見ております。
 まずは被害に遭われた方々に対してはお見舞い申し上げるとともに,これ以上大きな災害にならないことを願うばかりです。
 関東地方では幸いにしてそのような事態には至っていないものの,天災ばかりは明日は我が身と考えるべきものと思っています。


 さて,今日のニュースを見ていたら,インドネシアで,女性が波に攫われて行方不明になったというものがあったので,取り上げてみました。

 この事件があったのは昨年1月のことで,50代女性が突如やってきた大波に攫われて行方不明となったということでした。
 その後捜索が行われたものの,見つからず,溺死したと結論づけられて捜索が中断されました。

 ところが,今年6月30日,女性の父が,娘が生きている夢を見たということで,行方不明になったビーチに家族で向かったところ,流された場所から500メートル離れた砂浜に不明当時と同じ服を着て倒れている女性が発見されたということでした。
 発見当時女性は意識がなかったものの,その後意識を取り戻し,食べ物が食べられるまで回復したということでした。
 しかし,意識はあるものの,会話をしておらず,事実関係を把握するのに困難な状況であったということでした。
 この事件は,現地では超常現象として話題になり,奇跡を受け入れる人であふれたということでした。

 しかし,その後の警察の捜査で,女性はそもそも波に攫われておらず,行方不明にすらなっていないという疑惑が浮上したということです。
 今回の事件は,女性が借金問題から逃げるためのシナリオではないかと疑われているそうです。
 おぼれたと思われた女性について,弟は,女性は実際にはおぼれていないと証言しており,知人のアドバイスでビーチでおぼれて行方不明になったように演出したということでした。

 私も,先週女性が発見されたというニュースを見た時,まずは誘拐,そして自作自演の2つを疑いました。
 それは,女性の衣類が前と同じものであったこと,発見場所が行方不明場所から近かったこと,深刻な健康状態の問題にはないと聞いていたことからです。
 波に攫われていて1年半も経過していたならば,衣類等はぼろぼろでしょうし,健康状態も極めて深刻なはずですから,少なくとも波に攫われたという説は採りがたく,何らかの人為的な問題だと思いました。
 その点,世間は超常現象と思ったということでしたが,警察は相当に冷静だったということでしょう。

 もしも自作自演だとすれば,1年半もどこでどのように過ごしていたのか,大変だったと思います。
 人目についてはいけないでしょうから,隠れ家は見ず知らずの土地,基本的に外出は夜間,食べたいものも他人が持参しなければ食べられない等というなかなか窮屈な生活だったように思います。
 そこまでして借金から逃げたかったのかもしれませんが,おそらく1年半いなくなったとしても,利息が増えるだけで,借金を帳消しにするということはないだろうと思われます。
 特に,今回は,自作自演である疑いが出てしまいましたから,取り立ての姿勢はそれまで以上に強硬なものになると思われ,この1年半苦労した割には生み出す効果が否定的なものばかりが思いつくという,なかなか厳しい結果になりそうに思えます。

 そう思うと,自作自演で行方不明になるところまで世間をだませたのですから,なぜ結論の方のシナリオが甘かったのか,その点が悔やまれるところでしょう。
 上記のように,人目に付かない生活は相当大変だったと思われ,我慢の限界がきて,このような終わり方にしたのかもしれませんが,それにしてもやはり雑だったというべきでしょう。
 反社会的行為を推奨するつもりは全くありませんが,この事件を見ていて,もう少しシナリオを練った方がよかったのにとは思いました。


 阪神は,このところ雨天中止が多かったところで,今日は久々の試合でしたが,負けてしまいました。
 今季は雨天中止後の試合は必ず勝つというジンクスがあったそうですが,それは今日をもって終了ということでしょう。

 今週の広島さんとの試合は,大雨を考慮して行わないということですから,今日が前半戦最後の試合ということで,阪神は前半戦を借金3で終えることとなりました。

 今日の敗戦ですが,直接の失点シーンを思い返せば,ショート北條さんの守備ミスの1失点が全てだったということになりますが,それを取り返せなかった打線が問題だと敢えていいたいと思います。
 北條さんは,問題の守備ミスの後,ファインプレーも見せましたし,私としては戦犯として過度に責めるつもりはありません。
 それよりも,井納さんに対して6回途中3安打という打てなさぶりでは勝ちようもないでしょう。
 岩貞さんは5回3安打1失点と好投をしただけに,今日は投手見殺しという前半戦によく見た光景を再現されてしまったと思っています。

 天候の影響で,阪神の試合は中止が非常に多く,7月前半は今日を含めて4試合だけで,ほかは長い夏休み状態になってしまっています。
 この間に大きな災害が生じているのですから,野球どころでないことはいうまでもありませんし,このような事態になったことについて特に異論があるわけではありません。
 ただ,よくいわれる,代替日が9月に設けられ,阪神は9月は休みなしの連戦になる可能性が高いということは非常に危惧しています。
 阪神は,例年9月に非常に落ち込むことが多く,その9月に試合数が集中するというのは,順位の直結する事態になるだろうと思っています。
 とはいえ,今年の阪神を思い出せば,あまりにも強いというには憚りのあるチーム状態であり,今でこそ一応Aクラスにはいるとしても,チーム差もほとんど迫った状態での2位ですから,今季クライマックスを逃したとしても仕方がないくらいの強さだと思っています。
 ですから,もしも日程の都合で負けが込むことになったとしても,むしろ来季に繋げるように試合をしてもらいたいと思うことにしています。
 今季の第一の目標は,藤浪さんを再び一線級の投手として活躍させることと思っているので,もしも9月に落ち込んだとしても期待の選手の成績さえ良ければいいことにしようと思っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:54

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