Powered 

by Tigers-net.com
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,福島第一原発にたまり続けている放射性物質を含む水の処分方法について,一般の意見を公募するというものを見たので,取り上げてみました。

 福島第一原発の核物質の冷却などにより生じる汚染水を処理した後の水に,取り除くことが難しいトリチウムという放射性物質が含まれており,現在原発構内のタンク678個分が保管されているそうです。
 この水の処分方法について,国の有識者会議では,一般の意見を聞く公聴会を開催するということで,各会場で意見を表明する人の募集を始めたそうです。
 表明できる意見は,処理水の最終的な処分方法や時期,それに処分に伴う懸念についてで,各会場で10人から15人,1人5分まで認められるということです。

 このニュースを見ていて,未だ続く福島第一原発の問題について改めて気づかされるとともに,こうして意見を公募したという状況はおそらく現状で有効な手段が思いつかないということの裏返しなのだと思いました。
 以前,汚染水は最終的に海に流すしかないといっていたように記憶しており,おそらく最終方針は海に流すのだろうと思います。
 しかし,汚染水を海に流すとすれば,当然多くの批判を被ることになるでしょう。
 私の想像ではありますが,今回の公聴会は,結局市民から意見を募集したものの,有効なものはなく,やはり海に流すしかない,それが国民で知恵を出し合った結果であるというアリバイを作るための企画のように見えてなりませんでした。

 しかし,原発は一度問題が起こると,もはや人間の手ではどうしようもなくなることがよくわかりました。
 今存在している原発を直ちになくすことは出来ないとしても,人の手に余る以上は再稼働するかどうかを含めて取り扱いは極めて慎重にしなければならないということはこのニュースからも思い知らされるものです。
 かといって,太陽光は,日本中の景観を変えただけでなく,災害への脆さもどんどん露呈しており,代替エネルギーを模索するにしても一長一短というところで,エネルギー政策は非常に難しい問題だと改めて思います。


 阪神は,昨日今日と中日さんに惨敗し,ついに最下位となりました。

 私が今季の阪神に対して残念だと思っていたのは5月くらいからでしたので,中日さんと最下位決定戦をした上で惨敗して落ちぶれたとしても,不思議なほど何とも思いません。
 むしろ,この弱さでなまじクライマックスシリーズになどいってしまえば,他球団は何をしているのかと思ってしまうくらいです。

 とはいえ,弱いにしても,まともにプレーをして弱いのであればともかく,2ラン犠飛やアウトカウントミスでのアウトなど,質の低いプレーを見せられるのは,正直言って球場で見ていれば金返せと思うレベルだと思います。
 先日球場で見た際,やはりチャンスで打てない,投手に失投してホームランを食らうなど,どうも最近の阪神は弱いだけでなくお粗末な野球をしてみるように見え,これではプロ野球というには残念だと思ってしまいます。

 これから劇的に打線と中継ぎが復活して強くなっていってくれるならばクライマックスシリーズを期待したいと思うものの,今のような低空飛行でお粗末なプレーを繰り返しているならば,別に負けてもらって,来季に向けて首脳陣含めて変革してくれればいいのではないかと冷ややかに見ています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


↓よろしければ押していただけるとありがたいです。

阪神タイガースランキング
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:57

Comments

Post a Comment








Track back URL

http://bsr37.tblog.jp/trackback/352548

PAGE TOP