こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,ナポレオンが妻に宛てたラブレターが競売にかけられて落札されたというものがあったので,取り上げてみました。
ラブレターは3通で,約6400万円で落札されたということでした。
1796年のイタリア遠征中に書いたものから1804年までに書かれたものだったということでした。
これが歴史的な遺品であるということはよくわかるのですが,ナポレオンの立場になってみるとたまったものではないと思うのではないでしょうか。
普通に考えてもラブレターを見られたい人はいないでしょうに,有名人で,かつ随分昔に亡くなっていると,そういった点はあまり考慮されないようになるのでしょうか。
おそらく,当時のラブレターというものは数多く存在するのではないかと思いますが,その中でもナポレオンという有名人だからこそ掘り起こされ,公に晒されたわけで,有名人というのは亡くなっても楽ではないとつくづく思わされます。
今回のラブレターは,現代でいうと,年賀状はもちろんのこと,Eメールやラインの履歴などに相当するのでしょうか。
こうなると,自分が亡くなる段階である程度消去されるようにしておきたいと思うものですが,一方で送信済のものは相手方の手元にもあるとなると,自分のものを消去するだけでは到底足りないでしょう。
しかも,もしも相手が複数人いた場合,その中には公開を考える者も出てくるでしょうから,もはや収集がつかないように思われます。
こうなると,有名になる人は,若気の至りというのも許されないのだろうと思われ,窮屈な世の中だと思いました。
ちなみに,このラブレター,誰が出品したのでしょうか。
巡り巡って現所有者となり,その後落札されてさらに人手に渡ったと流通したように思いますが,初めにこれを売ろうと思った人はどのようにして入手したのでしょうか。
その経路を考えると,もしかしたら色々と泥臭い経緯があったのでは等と邪推したりしました。
このところの阪神ですが,打線は想像通り機能せず,投手陣がうまく仕事をした日は勝つものの,そうでない日は箸にも棒にもかからないという感じでした。
そんな中での今日の試合ですが,投手陣が仕事をした日に勝つという法則は今日も当てはまりました。
今日の西さんは,9回140球6安打完封と,エース級の活躍をしてくれました。
昨季までの阪神を思い出すと,まず完投できる投手がほとんどおらず,中継ぎ陣が常に酷使されている状況だったように思います。
そんな中で,西さんのように完投能力ある先発投手が登場したというのは非常にありがたいことです。
しかも,西さんは制球がいいですから,制球から崩れるということもほとんどなさそうで,ほどほどに安定した投球が今後も期待できると思います。
三振を取るタイプというよりはゴロを取るタイプであるため,内野守備が崩れると厳しいところはあるものの,これだけ安定感を感じると,ようやく阪神にメッセンジャーさんの次の世代のエースを名乗れる投手が登場してくれたのではないかと非常に期待しています。
また,今日は打線がよかったです。
これまで,二桁安打もなければ,3点より多く点も取れないという,極めて酷い打線だったわけですが,今日は9点も取りまして,ついに3点以下しかとれないという酷すぎる状況から脱したと思われます。
もちろん,流れで打てたという側面は否めず,今日の打線の力が本来の阪神野手の実力だというつもりはありません。
また,いつも思いますが,大差で勝つというのは弱いチームの勝ち方なので,今日のような勝利は見ていて楽ではあるものの,こんな試合ばかりだと思えないということもあります。
ですが,これまで酷すぎた阪神打線に何らかの自信をつけられるきっかけに今日の試合がなってくれたのであれば,これ以上いうことはありません。
やはり糸原さんが打ってくれると,阪神打線は勢いが付くと思いました。
今日は投手が活躍し,打線も機能したという,滅多にないことが起きたと思います。
次以降の試合は,いつも通り,打線は3点程度しかとれないことを前提に,投手陣は最少失点で切り抜けることを目指してほしいとは思います。
そのためには,今季の投手は,特に先発投手において不安定さが目立つように思われます。
特に,先日,裏ローテが対峙した読売戦では,非常に厳しい数字を見せつけられてしまい,今季の阪神は投打ともに駄目かと絶望的な気持ちになったものです。
ただ,今回の読売と横浜さんのカードを見る限り,あの時は打線の調子がよかったというように思われ,打線が水物であることを考えると,あの時の数字を思い起こして過度に考えすぎるのも良くないかもしれません。
今のところ,4勝5敗と,数字上はあまりよろしくはありません。
ですが,これまでの3カードは,いずれも昨季の上位3チームとの対戦であり,それを4勝5敗で切り抜けられたのであれば上々という見方もあると思います。
特に,読売に対しては3タテと恥ずべき結果を残しましたが,他2チームには勝ち越しましたし,そう考えればあの投打の成績の割にはかなりよくやっていると考えるべきでしょうか。
今のところ,阪神の勝敗を考えると,大体3点前後を取る試合が多いため,投手陣の出来の善し悪しで決まってきているように思われます。
これまでの負け試合の失点を見るに,5試合中,6点以上の失点で負けたのが4試合と,敗戦の原因はほとんどが投手陣の出来によっていると思います。
特に,9点,10点取られて負けたのが3試合と,こうなれば打線がどんなに仕事をしても勝つことは難しいでしょう。
そう考えると,今季の投手陣はやや不安定という評価が正しいと思いますが,一方で投手陣が本来の能力をある程度発揮できれば阪神は十分に勝ち続けられるといえると思います。
こんな貧打でこういう分析をするのもアレですし,これまで投手陣に負ぶさってきていたのにさらにもっとがんばれよというのも気が引けるわけですが,とにかく投手が試合を作れることという極めて基本的なことが阪神にとってもっとも重要だと改めて思いました。
昨年最下位のチームなのですから,数字よりも勝ち方にこだわってもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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