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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、NPBにおいて、野球の延長戦が12回まで実施するという最終決定がなされたというものがあったので、取り上げてみました。

 NPBの理事会と実行委員会において、延長戦を、3年ぶりに12回まで実施することに最終決定したということでした。
 今後東京都などへのまん延防止等重点措置の期間が開幕日の3月25日以降に延長されても、延長12回制でおこなうということです。
 NPBは現時点での状況を踏まえて確認したと説明したということです。

 今回の件、個人的には色々と意見があります。

 まず、引分けで試合が終わってしまうよりは延長戦で決着を付けてくれた方が個人的には楽しめるとは思っています。
 ただ、延長戦の制限をしたのはコロナ感染症を懸念してということだったと思いますが、今年の初旬を思い出すと昨年よりも感染状況はよくなかったと思いますので、何を評価した上で今回の結論に至ったのだろうかと思いました。
 今回の結論を出すために重要なものは、昨年一昨年と2年分蓄積された延長戦を行わなかった、もしくは短縮したことによる感染予防効果がどれだけ出たのかという評価だと思いますが、記事を見た限りではその点はよくわかりませんでした。そのため、こういった点がどのように評価されて今回の結論に至ったのか、観客側の安心のために是非とも提示されるべきかと思いますが、この点はどうなのでしょうか。

 また、今回の決定は、各球団に非常に大きな影響を与えるものだと思います。
 その影響というのはリリーフの構成です。
 阪神は昨季リリーフ陣がうまくいかずにかなりの勝ち星を落とした記憶ですが、阪神以外の各球団もリリーフ陣に潤沢な余裕があるといえるところはそう多くはないと思います。
 上記の通り、今年の初旬はコロナ感染者が激増していましたから、各球団も延長戦については昨年に近い取り扱いがなされることを期待してチーム戦力を整えてキャンプもしていたと思うのですが、そうだとするとその期待が覆されたことになるかと思います。
 その期待をどこまで保護すべきかという問題はありますが、そういった期待が生じることは無理からぬことであり、そうであればこそ延長戦に関する決定はせめてキャンプ開始前に告げておくべき情報ではないかと思うわけです。
 これが知らされたのは各球団同時であることを考えれば、不公平は生じないだろうとは思うものの、それでもファンにしてみればプロとして充実した戦力を整えられた球団同士の試合を見たいものであり、その機会を奪われてしまったのではという思いがあります。
 そのため、今回の決定は遅かったというようにも思っています。

 上記の通り、長時間観戦した上で同点での終了は疲れますし萎えますが、一方で延長戦導入が適切なのか、またタイブレーク等の方法の導入はできないものだったのか、そういった情報がまだわからないので、今回の結論だけ知らされてもまだ納得できないという印象です。
 おそらくこの点は今後情報がで得てくると思うので、それを見てみたいと思います。


 今日のオープン戦では、阪神は大量得点で勝利しました。
 今日の収穫はとても多く、特に佐藤さんの手堅い打撃は昨季とうってかわったという印象を持ちました。
 単発になってしまいましたが、それでもあのパワーがあればヒットの距離を伸ばしていくことで長打も可能だと思われますし、外野フライも多いので、まず当てるという方向性は決して悪いものではないと思います。
 また、ロハスさんがお目覚めということで、この調子でいければ打線の厚みが違うと思います。広島さんに強いと聞いているので、他球団の試合でどのくらい活躍できるのか見てみたいところです。
 江越さんもよく活躍してくれていますが、今の阪神のレフトはこのロハスさんと江越さん、そして今日も活躍した小野寺さんが争っており、当初想定していた以上に贅沢な悩みがあると思います。

 伊藤さんの投球はやや不安でしたが、今日の試合だけで評価するのもどうかと思うので、今後に期待したいと思います。
 前川さんや森木さんはよさそうに見えたので、今後時間をかけて育成してもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:31

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