こんばんは。
メッツさんの傘下3Aに所属する藤浪さんですが、29日に登板しました。
4点リードの6回から3番手でマウンドに上がり、先頭打者にヒットを打たれました。
次の打者はホームランボールを守備に救われたものの、その次の打者から連続四球を出して満塁となりました。
そして、タイムリーヒットを浴びて2点取られ、降板しました。
このところの藤浪さんの成績といえば、14日は1アウトも奪えずに押し出し死球やタイムリーを浴びて3失点、19日は3三振を奪うもホームランを打たれ失点、25日は1アウトしか奪えずに6失点ということで、この試合も失点したことから4試合連続で失点することとなりました。
これで8試合で防御率15.88となります。
このところの藤浪さんの登板を見てみると、正直言って何か意外なものを感じることはなく、日本にいたときからいつも通りの投球をしているという印象でした。
直球は走っていると思うので、その球質において劣っているとは思いません。
しかし、制球が不安定であり、一度乱調になると立て直しが利かずに失点してしまうという流れであり、この流れは日本で何度も見ました。
そして、藤浪さんはこれまでかなり苦しんでいましたし、何度も修正するために試行錯誤をしてきましたが変わりませんので、おそらくはこれを直す方法もないのだろうと思います。
また、昨季を振り返ると、シーズン序盤の防御率は散々なものでしたから、今の成績と昨季とでもあまり変わらないように思います。
そうすると、シーズン中盤から後半には数字が見られるものになってくるのかも知れないとも思えます。
前もいいましたが、藤浪さんは3Aでもメジャーでも投球内容はさほど変わることはないと思いますので、3Aで調整を行うことはほとんど意味がないことと思います。
そのため、チーム事情で、ジョーカー的な中継ぎ投手が必要であればメジャーに上げればいいと思いますし、中継ぎ投手が足りているならばメジャー昇格の余地はないということになろうかと思います。
相変わらず球はいいと思うので、変調した際に直ちに交代するという準備をしながら起用する分には非常に有用な選手であろうと思います。ですが、その点を考慮せずに起用すれば難しい展開になりがちだと思いますから、起用方法をよくよく慎重に考えなければならないということを前提に置かねばなりません。
この点を理解できないと、藤浪さんはただの不安定な投手という取り扱いになってしまうと思いますから、この点を注意して起用してもらえたらとは思いました。
ただ、今の状態を見てみると、その前に契約が切られてしまったりするのではと不安にも思っています。
今日の阪神ですが、先発村上さんが初回に先頭打者ホームランを打たれはしたものの、その後はよく抑え、完投してくれました。
村上さんの安定した投球を見ると、これが我が球団のエースかと改めて思いました。
それは1.08という防御率や投球内容もそうですが、こういった勝ち試合で中継ぎ投手の休養をとらせられる完投ができる能力を持つ投手であるという点からもです。
昨日の雨天中止、今日の村上さんの完投で中継ぎ投手を2日連続で休ませられたことは、今後の展開を考えるといい影響を及ぼすと思います。
特に、これから交流戦を迎えますが、厳しい戦いが続くことが予想されますので、そういうところでふんだんに中継ぎ投手をつぎ込むとなれば、休ませられるときに休ませるというのは極めて重要だと思います。
特に、阪神は投手力のチームであり、勝ちパターンの岩崎さんとゲラさんは多投しがちになるでしょうから、ここで休ませられたのは後から見たときによかったと思える試合になると思いました。
打つ方では、今日は坂本さんとノイジーさんの活躍が大きかったと思います。
最近は、開幕直後の貧打が徐々に回復してきていると思いますが、そこから波に乗る選手が出て来始めていることがよい循環になっていると思われます。
ただ、こういう時こそ、再度悪くなったときにどのように復活できるようにするのか、今一度考えてほしいと思います。
阪神打線は、悪いときはとことん落ち込んでいってしまう傾向にありますから、調子が上がってきたときにはどういうときに打てるのかということを再確認しながら調子が悪くなったときによい状態を思い出せるようにしてもらいたいものです。
今日は2位3位のチームがいずれも敗戦したため、首位が盤石となり、2位とは2.5ゲーム差となりました。
私は4月終了時点で借金がなければよいと思っていましたが、結果を見れば貯金6ということでやや出来すぎとすら思っています。
まだシーズン序盤ですし、このゲーム差に一喜一憂するには早すぎるとは思いますが、まずは交流戦を五分で乗り切ることを目標に、なるべく目の前の勝てる試合を落とさないことを心がけるのがよいのだろうと思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
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