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 こんばんは。

 今日取り上げるニュースは,少々不思議なものです。

 ある男性が他人名義の車を無免許で運転して,対向車線にはみ出して正面衝突の事故を起こしたのですが,その際この男性は事故によって首の骨を骨折してしまいました。
 この男の運転する車は車検切れでかつ保険にも加入していなかったということで,警察はひとまず治療状況を見て道路交通法違反で事情を聞く予定だったということでした。
 男性は,首の骨折という重大な怪我を負い,集中治療室にいたということですが,入院から5日後に病院からいなくなってしまったそうです。

 まず,首の骨折は命に関わる大けがなので,早急に病院に戻って適切な治療を受けなければ,場合によっては命を落とす危険があることを指摘させていただきたいと思います。
 その上で,そのような重傷を負っていたにもかかわらず集中治療室という一般的には出入りが極端に制限される部屋からいなくなったというのは,何とも不可解としか言えません。
 特に,男性の怪我の状況を考えると,単独行動ができたとは想定しがたいと思えますので,失踪には協力者がいたのかもしれないと勘ぐってしまいます。
 特に,車が他人名義で車検切れということなので,もし結構前に盗難された車両がそのまま使われていたとすれば,場合によっては失踪に協力した者は窃盗団とも想像できる気がして,その意味でも早急に足取りを追うべきであると考えます。

 ちなみに,記事によると,車両は保険に加入していなかったということですが,これがいわゆる任意保険なのか,それとも自賠責保険が期間切れになっているのかは判然としません。
 ただ,車検も通っていない車なので,自賠責保険の期限切れが予想されます。
 もし,自賠責保険未加入の状態であった場合ですが,それでも被害者には国土交通省から自賠責保険基準の賠償金が支払われます。これは落ち度のない被害者を,加害者側の自賠責保険未加入という事情で不利な状況にしないための法律の手当です。
 そして,国土交通省は,その支払いの後,加害者本人に対して,支払った賠償金について支払いの請求をなすことになります。
 ですから,自賠責保険に加入せずとも被害者は最低限の賠償までは受けられ,かつ自賠責保険に加入しないことによって国からも請求を受けるリスクを負うということになります。

 阪神は今日は勝ちましたが,だめ押しとなった金本先生の四球を見ると,その選球眼は引退するには早すぎると思わせられてしまいます。
 歴代四球数は3位の金本先生ですから,まだまだ記録を伸ばせるかと思うと残念でなりませんが,本人が幕を引くことを決めたわけですし,私がとやかく言うのもおかしいと思い直しました。
 まだ最終日まで日があるので,たっぷり目に焼き付けたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:55
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