こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,熊本で,ある女児が,今朝に自宅から飛び降り自殺を図ってしまったという痛ましい事件がありました。
女児は意識不明の重体ということで,その安否が大変心配されるところですが,問題はその動機についてです。
その女児は特に書面等を残しているということではないのですが,当日朝に「夏休みの宿題が終わっていないので,学校に行きたくない」と家族に話していたということです。
今日が始業式だったようで,それは同時に夏休みの宿題の期限の日ということでしたから,もしかしたらこれが影響したのではないかといわれております。
真に動機が宿題なのかは判然としませんが,もしそうだとすれば宿題ごときは命に代えられるものではないということを理解してもらいたかったと思います。
私は,夏休みの宿題は,始まって3日くらいで終わりにして後顧の憂いを断つタイプでしたから,そのような悩みに直面したことはありませんが,私の周辺にも夏休み終了間際で慌てていた人がそれなりにいた記憶です。
ただ,それはいわば恒例行事のようなもので,始業式になって宿題をやっていなかったとしても,先生には「やっていたが家に忘れてきた」などと言い訳を言って,当日夜の延長戦をやるというのが一般的な子供達のとる手段ではないかと思います。
また,宿題を忘れること自体よくはありませんが,それでも怒られたり多少成績に影響するくらいのもので,それで人生がどうこうなるわけでもないでしょう。
かくいう私は,中学校くらいまであまり成績がよくなかったわけで,それでもそこそこの人生を歩めているのですから,宿題で左右される成績など人生から見ればそこまで重視すべきではないのだろうと思います。
それを考えれば,確かに自尊心など守るべき価値も色々とあったとは思いますが,それでも死を選ぶには早計であったというほかありません。
できれば早期に回復して頂いて,その点を今後よく学んでいってもらいたいと願っております。
昨日は新井良太さんのサヨナラホームランで勝ちを拾いまして,本当に4番打者だなと感心させられました。
また,昨日も触れましたが,歳内さんも悪くはありませんでした。
まだ結論を出すには早すぎるとは思いますが,最近の阪神からは今後への期待を持たずにはいられません。
野球の季節はあと一月足らずですが,それまでまだまだ楽しませてもらうことにします。
また思いついたら書きます。ではでは。