こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,総務省において自動車税と軽自動車税の増額を検討しているというものを見ました。
その増額の理由としては,自動車取得税が2015年10月の消費増税にあわせて廃止されるため,自動車税等の増税で補おうとするというものです。
これについては,自動車業界からの反発が予想されているそうです。
消費増税の対策として自動車取得税を廃止し,代わりに自動車取得税等を増額するというのは本末転倒というほかないと思います。
というのは,自動車取得税の廃止は,消費増税によって冷え込むことの予想される自動車市場に関し,販売促進の対策を講じようというものだったにもかかわらず,別の税金が増額されるのでは結局市場冷え込み対策として意味をなさないように思えるからです。
確かに,取得時にハードルが下がるならば消費は促進されるのではと思うかもしれませんが,イニシャルコストが下がっても自動車税等のランニングコストが上がるのであればその障害が取り払われたとは思えません。
むしろ,1回しか支払わない自動車取得税よりも,毎年発生する自動車税等が増額する方が負担が重くなる場合すらあると思います。
また,自動車取得税はこれから自動車を取得する人だけが支払うものですが,自動車税等は現在持っている人も支払わねばならないのですから,その範囲を考えてもトータルで見れば増税になるのだと思います。
そのような変更であれば,なさない方がよっぽどましで,結局適当な理由を付けて税収を増やそうとしているようにしか見えません。
税収を増やしたいならば,消費増税のように正面から説明した方がまだ誠意があると思いますし,このような回りくどい説明で増税を図るのは何ともやり方がよくないように思いました。
今日の阪神は,中盤まで負け試合ムードでしたが,広島さんのエラーにアシストされつつ8回裏の猛攻で勝利しました。
それまでの展開を見ていると,正直勝った気がしないというように思うのですが,それでも読売との差が確実に狭まったことは素直に嬉しいのです。
ただ,明日は,できればもう少しすっきり勝ってほしいなと思います。
中日の山井さんはノーヒットノーランを達成し,すばらしいというほかありません。
序盤に大量点の援護を受けて,それなりに気持ちは楽に投げられたことが大きく作用したのではと思いますが,それでもここまでの成果を上げられたのは実力故であることはいうまでもないでしょう。
殆どのアウトを三振ではなく味方を頼ったというのは,野球がチームプレーであることを思い起こしてくれます。
山井さんといえば,かつて日本シリーズで,寸前で落合さんに代えられてしまったことが思い出されますが,その時はきっと落合さんの戦略もあったとは思うものの,山井さん本人は思うところもあったと思います。
それだけに,そこからの思いをようやく達せられたという感想なのではと思いますが,私としては落合さんのコメントも是非ともお伺いしたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 |
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23:57