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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,金の延べ板と間違えてレプリカが盗まれるという窃盗事件があったので取り上げて見ました。

 これは,山梨県身延町の甲斐黄金村湯之奥金山博物館で展示してあった金の延べ板のレプリカです。
 目出し帽を被った男が,ガラス製ショーケースを工具で破壊し,このレプリカ数枚を奪って逃走したということでした。
 この男は未だ捕まっておらず,警察は行方を追っているということです。
 この模造品は,1枚約600グラムの鉄製のもので,計5枚あったそうです。
 警察によると,貴金属などの被害はなかったということでした。

 この展示物がレプリカであると一目して分かるアナウンスがされているのか,本当の金はどこにあるのかなどの状況はよく分かりませんが,とりあえずいざというときのために展示していたレプリカが役に立ったというのはよかったと思います。
 以前国立科学博物館でやっていた特別展で金の特集をやっていたことがあり,そこに行きましたが,そこで展示されていた本物の金は非常に重たいものでした。
 この犯人が金が鉄などよりも非常に重いということを分かっていれば,ガラスケースを破壊してレプリカを手に取った段階で偽物と分かり,持ち去らなかったような気がします。
 ですから,この犯人は,工具を準備するという意味では用意は周到だったと思うのですが,実際に金というものをきちんと調べずに現れたという点では用意が足りなかったということでしょう。
 このレプリカの大きさは分かりませんが,これがもしも本当の金であれば相当重かったと思われ,持ち運んで逃げることも一苦労だったようにも思いますから,犯人が逃げているというのはある意味本物の金ではなかったからというようにも思います。

 これがレプリカであったとしても建造物侵入・窃盗であることには変わりなく,本物でなかった点は量刑で考慮されることはあるものの,犯罪が成立することには変わりません。
 その意味では,この犯人はきちんと法の下で裁かれてほしいと思うので,早めに検挙されてもらいたいものです。


 阪神の濱中2軍打撃コーチが腹痛を訴えて検査を受け,キャンプから離脱したという記事を見ました。
 どうやら急性膵炎ということで,入院することとなり,退院の時期は未定ということです。

 濱中さんといえば,2003年当時は阪神の将来の主砲候補として私自身大いに夢を描いていた選手です。
 私は,2002年の読売が優勝した甲子園の試合を生で観戦し,その際に濱中さんが起死回生のホームランで同点に追いつき,延長戦で濱中さんの打席で前田投手が暴投をして勝ちを拾ったという,六甲颪の後に読売が胴上げをしたところを見て,濱中さんが将来必ず主砲になると確信していました。
 しかし,彼はスライディングで肩をやってしまい,それから故障と不振で主砲としての活躍ができずに阪神を去ることとなってしまいました。
 私にすればそれが残念でたまらず,最後にヤクルトさんで引退するという時には一つの時代が終わったような気がしたものでした。

 そんな濱中さんが阪神に戻ってきてコーチをやるというのは楽しみだったのですが,まさかコーチとしても選手時代同様早めのリタイアというのは何とも言葉が出ません。
 まずは回復を願うばかりですが,その原因が何なのかを突き止めて頂き,今後はそのような体調不良がないように努めてもらいたいと思って止みません。

 阪神のキャンプは始まったばかりなので,マートンさんや鶴岡さんだけでなく濱中さんもというと嫌な気分になります。
 せめて今は夢をもっと膨らまさせてもらえないものだろうかと思ったりしました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:36
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