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2015.08.18 Tuesday
 こんばんは。

 最近中国といえば,天津や青島などの爆発のニュースがよく話題に上がっていますが,今日はそれとは違って偽物の銀行に関する話題を取り上げたいと思います。

 8月14日,山東省の農民が無許可で銀行を建設して逮捕されたということがありました。
 ある村民が新しく開業した銀行に4万元を預け,しばらくして引き出そうとしたものの,銀行から何度も拒否されたということでした。
 そこで,村民は警察に通報したところ,銀行は農民が無許可で開業したものであることが発覚したということでした。
 この農民の男性は,商売のためにローンを組もうとしたものの,金融機関での審査が通らず,資金調達のために土地を借りて無許可で銀行を開設したということでした。
 この銀行では,貯金はできるものの引き出せないものだったということで,警察は男の身柄を拘束して詳しく調査しているそうです。

 以前別件で中国の偽物の銀行に関するニュースを取り上げたことがありますが,今回もまた偽物銀行ということで,もしかしたら私が考えている以上に偽物の銀行というのがたくさんあるのかも知れません。
 しかし,上記の通り記事を見ながら紹介してみたものの,正直言って私自身何が動機で銀行を作ろうと思ったのか,いまいちよく分かりません。
 というのは,この男は,資金調達のために銀行を開設したというものの,銀行から資金調達をするのであって銀行を作る側に回れば自分が他人の資金調達に強力をするということになるのではないかと思うのです。
 ですから,この記事にある動機というのはよく分からず,結局人を騙して貯金名目の下お金を騙し取ろうとしたということなのかとも思いました。

 とはいえ,この手の詐欺は相当大がかりだと思いますし,他人に発覚しないで儲けるというのは相当難しいのではないかと思います。
 見たことのない銀行であれば他人が関心を持つでしょうし,関心を持った人が調べればすぐに分かってしまうことだろうと思うからです。
 また,銀行には建物や什器備品などたくさんの設備が必要でしょうし,従業員も必要でしょう。それらを用意することも大変だと思います。もともと資金調達に困っている人がそこまでお金をかけてそういうものを用意するのは不合理に思えます。
 さらに,従業員をある程度雇えば,その人達から詐欺に関する情報が漏れる可能性もある気がして,その意味ではリスクがあると思います。
 というようなことを色々と考えていると,先行投資の割には儲けが少なく,そして罪も重そうだと思われ,まったく割に合わないというように思いました。

 こういう話を見ていると,随分ばかげた話に思えますが,お金を渡した分もらえないという意味では何となく年金問題と同じなのかも知れないと思ったりすると笑えないニュースだと思いました。


 今日の阪神は,読売相手に大敗しました。

 先発メッセンジャーさんが早い段階で打ち崩されたことは誤算でしたが,マイコラスさんの投球も見事というほかなく打線も機能しませんでした。
 あわや完全試合というところを読売側の自滅によってノーヒットノーランも崩せましたが,それでも今日は完敗というほかありません。

 ただ,今年の阪神は,負ける時は大差,勝つ時は僅差という試合が多く,ある意味今年の阪神らしい負け方だったと思います。
 そういうらしさがあると思うと,特にこの敗戦が尾を引く性質のものではないように思えます。

 また,最近勝ちが多かったため,阪神の勝利の方程式の中継ぎ陣が登板する機会が増えていました。
 その中継ぎ陣はいずれも高齢で,たまに休みが入らないと最も問題となる9月にバテてしまう可能性もありました。
 これが接戦での敗戦であれば,敗戦にもかかわらずその中継ぎ陣が登板していた可能性もあり,ここまではっきりとした負け試合ゆえに休めたというように解釈することもできます。

 ただ,今日の試合を見に来た阪神ファンはつまらなかっただろうと思いますし,その意味では選手には反省してもらいたいと思います。

 阪神は,このカードで読売相手に2勝1敗すれば,読売の自力優勝の芽を摘むことができるものでした。
 しかし,私としては,まだまだそのような話を気にする必要もないと思え,このカードは1勝2敗でいければ十分と思っています。
 とりあえず,見に来たファンが面白いと思うような試合を明日以降は期待したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:00
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