こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,ドリフト競技で走行中の車のタイヤが外れて女性スタッフに直撃するという事故があったので,取り上げてみました。
今日の午前9時頃,ドリフト競技大会で走行中の車のタイヤが外れ,女性が怪我をしたという通報が消防にありました。
この事故では,観客席にいた女性の背中にタイヤが当たり,女性は病院に搬送されたものの意識不明の重体だとのことです。
また,タイヤが外れた車を運転していた30代男性が首の痛みを訴えているそうです。
事故が起きたサーキット場によると,この日は年間を通して行われるドリフト競技大会の最終戦で,80人が出場し,事故当時は100人を超える観客が観戦していたそうです。
非常に痛ましい事故であり,まずは早期の回復を願うばかりです。
この手の事故を見ると,ドリフトというものについて問題視がなされてこのような大会自体の存在に疑問が持たれる風潮が生じることが想定されます。
私は個人的にはドリフトなどをやることはないのですが,それでもドリフトが人気であることは何となく知っています。
10数年前に呼んだイニシャルDという漫画は,いわゆる走り屋といわれる人達がかなり好んで読んでいましたが,私もそれなりに楽しんで読ませてもらいました。
何となく現実的に出来そうでそうでもないという車体の操作を行い,それを荒唐無稽な理屈をもって正当化したり,出てくる人達もなんだか間違った方向に情熱的だったりしていたのですが,それでも作品としてはおもしろかったと思います。
ただ,あの漫画で描かれていたような車体操作の多くは違法であり,違法ではなかったとしても極めて危険ですから,実際に公道で行われれば非難されても仕方ないものだと思います。
そうすると,ああいった車体操作を行いたいものの実際に行う機会がないというのであれば,隠れて行おうというようになってしまいますから,そのうちドリフトを違法ではない形で行えるこういった機会は個人的にはよいことだと思うのです。
今回の問題は,結局車体操作ないし車体整備の問題であり,運転手か整備士に問題があったのだと思います。
ですから,本件についてはドリフトがけしからんというのではなく,車体操作が適切になされていたか,整備がきちんとなされていたのか,それらの管理体制がどうなっていたのか,そういった観点から操作がなされて責任を検討されるべきだろうと思います。
阪神が来季の新外国人選手として,エリック・キャンベル内野手,ローマン・メンデス投手と大筋で合意に達したという記事を見ました。
阪神の最大の補強ポイントは一発のある三塁手です。
キャンベルさんはどうやら三塁も守れるようですが,主に一塁,二塁,外野も守った経験があるとのことです。
こういう話を聞くと,出場機会がなかなか得難かったことから色々な守備位置を試していたと見られますし,また主に一塁手というと果たして三塁の守備がどれだけできるのかと心配になりました。
一部情報では,そこまで三塁の守備が得意ではないという話もあり,ヘイグさんが転んでしまった一つの原因である守備の問題についてあまり対応できていないのではないかという不安があります。
また,キャンベルさんは,一発のある選手というよりはアベレージヒッタータイプのようです。
ヘイグさんもどちらかというとアベレージヒッタータイプだったと思いますが,ヘイグさんがいまいち通用しなかったことを考えればその点も不安と思います。
選球眼についても,3Aで三振が結構多かったというデータもあるようで,本当によいのかというのはやや疑問があります。
3Aで4年連続3割以上という安定した打率は非常に期待されるところではありますが,これまで見ている限りではイメージはかなりヘイグさんに近い感じがします。
もちろん,相性の問題もあるでしょうし,ヘイグさんがいまいちだったからといってキャンベルさんも駄目だということは必ずしもいえないと思うのですが,何となく同じ轍を踏みそうな気がしてなりません。
こうなると,今後はいかに自前の三塁手を育てられるかが問題でしょう。
今は新井良太さん,今成さん,鳥谷さん,中谷さん,板山さん,西岡さんなどが候補に挙がっていますが,将来性まで見込めばドラフト1位大山さんが将来の正三塁手になってもらいたい人で最右翼でしょうか。
メンデスさんですが,192センチの長身から150キロ超の速球を投げるということで,最速は159キロとのことです。
球種は,ツーシーム,スライダー,チェンジアップという緩急も交えた決め球を使えるとのことで,今季は64イニングで59奪三振と高い奪三振率を誇っているということです。
この手の投手に付きものなのは制球難なのですが,実はメンデスさんは制球力もあるというもっぱらの噂です。
そんな投手がなぜ日本にやってくるのか,何とも分かりづらいところですが,これまでの通算成績を見てみるとメジャーでは45試合登板,0勝2敗10セーブ,防御率3.37ということで,バリバリ活躍したというにはやや物足りないという感じがします。
何がメジャーで活躍できなかった理由なのかはいまいち分からないのですが,もしも150キロ超の速球を使い,スライダー等の三振をとれる決め球を持ち,制球力もあるのであれば,相当使える戦力になることでしょう。
しかも,まだ26歳と非常に伸び代も感じますし,個人的には相当期待大です。
今季はマテオさんとドリスさんの2枚看板でやっていたところ,阪神の酷使の問題もあってか,ドリスさんは怪我をしてしまいました。
ドリスさんと再契約をするかどうかは,手術後の状況を見て11月末頃までに判断されるという話を聞いておりますが,もしもドリスさんと契約できないのであればサターホワイトさんとも契約をしませんでしたし,メンデスさんの力に大きく期待するしかないということになります。
こうしてみてみると,投手に関してはおおよその戦力は整ったというように思いますが,打線の方はどのようにして戦力を組み立てていくのかまだ概形が見えてきません。
今季の順位は貧打が原因でしたから,もう少しこの点の補強がなされないといけないのではと思っていますが,どうなるのでしょうか。
おそらく残る補強は糸井さん加入の有無と多少のトレードの有無でしょうから,結局はそれらの補強の結果の上で来年のキャンプの状況を見て最終的に打線を決定するしかないかと思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
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