こんばんは。
今日の記事を見ていたら,河野太郎議員のブログで年金事務所のファイル整理方法について言及しているものがあったので,取り上げてみました。
河野議員のブログによれば,日本にある年金事務所のうちアイウエオ順を使っているのが114,イロハ順を使っているのが198だそうです。
この件について,担当者がすぐにファイルを取り出せず非効率なのではないかとと厚労省の年金局に問い合わせたそうです。
そうしたところ,イロハ順を使用している年金事務所では,書く職員の机にイロハ順を書き出した紙を準備し,あわせてファイルボックスにもインデックスを貼ったりして保管場所がすぐにわかる工夫を行っていると回答したそうです。
事務処理というのは,正確性と迅速性が大きな問題になると思いますが,イロハ順というのは一般的に使われるものではないため馴染むのが極めて大変だと思います。
現在の学校教育ではアイウエオ順を前提に行っていますし,私もそれを当然のものとして理解していましたから,イロハ順に対応するのは私としても難しいです。
また,アイウエオ順は,5つの母音を軸にして並んでいて,構造上も理解しやすいですが,イロハ順は並び方の規則性がアイウエオ順に比べて把握しづらく,構造上も理解しづらいものであろうと思います。
そう思えば,初めに取りかかるに当たっては,イロハ順というのは,事務処理において求められる正確性と迅速性に反するものであろうと思います。
一方,一度慣れてしまった人達にとっては,むしろアイウエオ順にされてしまうと非常に取り扱いが難しいものであろうと思います。
しかも,イロハ順を使っているとすれば,それこそ何十年もそれを前提に事務を行っていたのでしょうし,今更それを変えるとすれば変えなければならない部分が非常に多いであろうということも想像されます。
そう思うと,これからやってくる人達にとっては非常に馴染みづらい順番であることに間違いはないでしょうが,これまでやってきた人達にとっては変えられると非常に困る,むしろ過渡期の事務が大いに滞る危険があると思われるものだと思います。
そうすると,一見不合理な順に見えてしまっていても,内部処理がそれで回っているのであれば,外部からの評価でこれを変更してしまうのはよろしくないのではないかと思いました。
問題は,内部処理がイロハ順でどの程度問題なく回っているかだと思います。
その点については,現時点で発生している平均的なミスの数の統計資料が必要だと思いますが,問題にならない程度のミスであれば人事評価に影響を及ぼすことを懸念して隠すであろうと思いますし,その正確な数値を図るのは困難なのではないかと思います。
これが以前問題になった消えた年金の一因になったのであれば大いに変更が必要だと思うのですが,その検証の方法がもはやないのかもしれません。
時代に合わないものであることは間違いないのですが,外部者には手の出しづらい,なかなか難しい問題であろうと思いました。
今日の記事では,阪神にいたコンラッドさんという助っ人外国人選手が,ロイヤルズとマイナー契約をしたというものがありました。
コンラッドさんは37歳を迎えるそうで,メジャー通算成績は293試合出場で,打率2割ちょうど,19本塁打,73打点だそうです。
コンラッドさんといえば,阪神在籍時に打点0で帰国した助っ人として阪神の外国人列伝に名を残した選手です。
残念ながら,今年限りの契約となったヘイグさんも,シーズン当初に打点を稼いだ時,ネット上では「早くもコンラッド越え」と言及されるなど,不名誉な形で名を残すこととなってしまった選手でした。
正直言ってもう37歳かと驚いていますが,一方で37歳まで野球選手でいられるというのはそれなりにプレーが出来るという前提だけでなく怪我が少ないというところも大きいでしょう。
そう思えば,阪神に在籍していたということもありますし,今後の活躍については期待しておりますが,昨季は3Aで1割9分4厘,今季は独立リーグで1割6分1厘と果たして活躍できるかどうか,難しいかもしれません。
また名前を記事で見る日を楽しみにしたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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