こんばんは。
先日久々の1軍登板にもかかわらず思うように活躍できなかった藤浪さんですが,その後2軍落ちして,本日ソフトバンクさんとの2軍戦に登板しました。
結果は,2回3安打4失点と散々な出来でした。
このうち,ホームランは2本,四球も2と,制球力不足を露呈してしまいました。
藤浪さんは,今のところ27日に再度1軍登板する話が出ていますが,このような投球をしていて果たして活躍ができるのか,非常に疑問といわざるを得ません。
今日は死球こそなかったものの,これだけ150キロ後半の球が打たれてしまっているということは甘いコースに入ってしまったということですし,先頭打者から死球を出しているという現状を考えると,もはや制球が思うようにいっていないのでしょう。
2回は下位打線とはいえ2奪三振で三者凡退と,藤浪さんの能力自体に衰えがあったとは思えないので,やはり問題は制球なのだろうと思います。
そして,この制球の問題は直ちによくなるものではなく,もはや今季は1軍復帰は見送って徹底的に調子を戻せるように対策を講じなければならないと思います。
チーム事情を考えて早期復帰が企図されているようですが,中途半端な起用はむしろ藤浪さんの将来性をつぶしかねないので,ここはきちんとよくなるまで2軍で調整し続けるべきでしょう。
藤浪さんについては,オフに海外に行かせるプランがあるという記事を見ましたが,個人的には大いに賛成です。
まず,日本では否が応でも藤浪さんは注目されるため,もしも懸念されているイップスであった場合,改善させる環境としてはよろしくないと思えます。
次に,藤浪さんの体格は,高身長で手足が長く,日本人離れしていると思います。
そのような体格の藤浪さんについて,日本人コーチが適切な指導を行えるのかと考えると,アメリカ等で似たような体型をした選手達を指導している方々から教えを受けた方が改善する可能性が高いとも思えました。
このような話はオフのことなので,まだシーズン中である以上は目の前のことに集中すべきであろうとは思います。
しかし,藤浪さんに限って言えば,復帰を急ぐことで短期的な結果は出たとしても,そこで潰れてしまうかもしれないのであれば,一シーズンを棒に振ってでも調整に専念してもらいたいと強く思うところです。
特に,本人は前回登板から一生懸命調整していたにも関わらず結果が出なかったのですから,短期的な目標の下で調整をしたとしても結果が出るとも思いがたいのです。
今季は球界の宝である大谷さんと並んで藤浪さんもよろしくない年ではありますが,両者とも来季こそは最高の状態のプレーが見られるように願ってやみません。
今日の阪神ですが,投手陣が最後の最後まで踏ん張ったものの,なかなか打撃陣が点を入れてくれず,最終的に桑原さんが打たれて負けてしまいました。
これまで何度も救ってくれた桑原さんを責めるつもりはありません。
それまでの回も,高橋さんなど,ピンチを背負いつつも何とか切り抜けてきてくれて,そこで流れがもってこれたかと思っていたのですが,うまくいきませんでした。
結局投手陣がいくら踏ん張っても,打てなければ勝てないということなのでしょう。
もちろん,中谷さんや大山さんのホームランなどがあればこそ接戦まで持ち込めたので,打撃陣が全く仕事をしていないとはいいません。
ただ,それでもこういう展開で負けてしまうと,最後の一本が出ない歯がゆさは感じてしまいます。
先発の小野さんですが,足を痛めて途中降板ということでした。
ただでさえ先発のコマ不足のところで小野さんもいなくなってしまうとすれば非常に大きな問題でしょう。
小野さんは,今日こそ勝ち星を掴むべき日ではありましたが,残念ながら悪い日の小野さんが出てしまって,点をとられすぎてしまったと思います。
ですから,これまでの傾向を見ている限り,悪い小野さんであれば,あそこでスイッチしていなかったならばもっと失点していたことも懸念されていたと思われ,この怪我が勝敗を分けたとは思っていません。
それでも,先発投手としてイニングを食ってくれる存在は貴重であり,小野さんを失うこととなれば非常に大きな問題だろうとは思います。
これを契機に藤浪さん1軍登板の話が出かねないとは思うものの,そこは何とか我慢してもらいたいものです。
今日は広島さんが負けましたが,こういう日だからこそゲーム差を詰めるために勝ちたかったです。
非常に惜しい試合だっただけに,今日の敗戦は悔やまれるところではありますが,そこはヤクルトさんの強さを素直に認めるべきとも思っています。
明日は岩田さんが登板しますが,シーズン中盤まであまり出てこれなかった分,活躍を期待しています。
また思いついたら書きます。ではでは。
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