こんばんは。
西日本の大雨の被害は今日も多く報告されておりますが,時間が経つにつれて徐々に被害がたくさん発覚しております。
少しでも少なく済んでもらいたいと願うばかりですが,亡くなられた方々の数を見るだけで相当な規模の大災害であったとよくわかります。
これだけの被害は想定されていなかったからというのはよくわかりますが,やはり自然災害というのはいかに人間がコントロールしたつもりになっても対応が難しいと思わされます。
そんな中,今日の報道の中には,被災地で窃盗団が確認されたというものを見ました。
内容は,レスキュー隊のような服を着て窃盗行為を行っているというものだったと思います。
その後,広島県警から,レスキュー隊に見せかけて窃盗を働く集団が出たという情報は警察は把握していないという,これを打ち消す広報がなされました。
過去の震災を思い返せば,どさくさに紛れて窃盗等の犯罪行為を働く者がおり,それに警戒するための自警団を結成という話もありました。
また,動物園から動物が逃げ出したから注意せよというデマを流し,刑事事件になった例もありました。
昔は,情報はマスコミ等による一方的な発信のみでしたが,今の時代は情報の送り手は一般市民にも広がり,情報の送り手と受け手の分離という時代はもはや過去のものとなったと思います。
そうした中,マスコミが知り得ない情報を一般人が発信して,早期の対応を可能にするというメリットも生まれましたが,一方で情報の選別を適切にできないまま盲信して被害に遭うというケースも見受けられるようになりました。
マスコミという情報の専門家は,一応選別機能においては専門家たる役割を果たしてきたのでしょうが,その点は一般人にはかけているところかもしれません。
ただし,今回の件については,レスキュー隊を騙る窃盗団の情報はマスコミも報道しており,その点において専門家たるマスコミの質の問題は問われるべきかもしれません。
今回のデマ情報に関しては,大いに難しい問題があります。
一つは,警察がデマだと公表する以前は,この情報は正しいものと信じられていたと思われることです。
過去の震災の経験を踏まえれば,この情報は大変もっともらしいものと思うのは当然ですし,だからこそマスコミも誤った報道をしてしまったのでしょう。
もう一つは,このうち消す情報が,被災者の油断を誘い,今後このような窃盗団が登場した際に対応できるかがわからないということです。
過去の震災事例を考えれば,このような窃盗団の登場はおかしくないことですし,その手法も巧妙化していることを考えれば,警察がデマだと公表した今こそが犯行のチャンスだと考える向きもあると思われます。
そうなると,警察としては,これをデマだと公表するのが正しかったのかどうかということになりますが,ただでさえ精神的に疲労している被災者の方々にさらに窃盗団の警戒までせよというのは酷ですから,警察がこのような公表をしようと考えることは全く無理からぬことだと思います。
こうなると,結局は,常にいろいろな可能性を考えて警戒を怠らないということが大事なのかと思いますが,果たして被災者の方々にそこまで警戒を強めることを要望できるのでしょうか。
もっとも問題なのは火事場泥棒なのですが,それでも対策を全て人任せにするわけにもいきませんし,極めて難しい問題だと思いました。
右腓骨を骨折して登録が抹消されている阪神糸井さんですが,鳴尾浜の室内で超音波治療などを受けたそうです。
その際,骨には日光浴がいいらしい等といって,元気な様子を見せたそうです。
どうやらオールスターに何とか間に合わせ,その後の後半戦に繋いでいく考えのようですが,果たして骨折というのはそんなに急いで対応して大丈夫なのかと非常に心配になります。
これまで糸井さんが阪神打線を引っ張ってきただけに,糸井さんの穴は大きいですが,なまじ中途半端な状態で復帰して,その後また休むということを繰り返すくらいであれば,いっそ徹底的に休んで9月に間に合うようにしてはもらえないかと思うところです。
阪神は,野球が中止した代わりに,二軍戦に一軍の選手達が登場しております。
ナバーロさん,大山さんがホームラン,陽川さん,北條さん,中谷さんがタイムリーと,中日さんのに軍相手に打線が好調でした。
また,ロサリオさんも2打数2安打と打撃がよく,秋山さんら3投手は完封リレーだったそうです。
二軍戦に一軍選手達が次々と出場したのですから,このくらいの結果は出してもらわないととは思いますが,それでも快勝するというのはやはり気分は悪くないです。
できれば,このような場面で藤浪さんをどんどん起用してもらって,成功体験を大いに身につけてもらいたいところです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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