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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、教え子宅に侵入した小学校教師が懲戒免職になったというものがあったので、取り上げてみました。

 教育委員会によれば、懲戒免職となった教師は、昨年8月、ゴルフ教室の教え子だった女子高生宅に侵入した罪で逮捕・起訴されたということでした。
 元教師は、玄関そばの部屋にいたところを女子高生に見つかったという住居侵入容疑で逮捕されたということで、調べに対して容疑を認めているということです。
 元教師は、女子高生に見つかった際、「鍵をかけときや」と言って立ち去ったということでした。
 この元教師は、動機について、女子生徒に似た子がふらふらと走るのを見かけて心配になり、家に行ったと話をしているそうです。
 ただ、男は、女子高生が落とした鍵で合鍵を作っていたことも認めているということでした。
 教育委員会は、この件のほか、元教師がゴルフ教室を主宰して収入を得ていたことも含めて、懲戒免職処分にしたということでした。

 この件を見ていて、懲戒免職処分はよほど高度なものがないと認められづらいものかと思うのですが、今回の件では相当なのだろうなと思いました。
 元教師の語った動機については、もはや合理的なものと到底いうことはできないでしょうし、副収入を得ていたということも含めて考えれば、この処分が重すぎるというには難しそうに思いました。
 ゴルフ教室についてはどのくらいの期間やっていたのかわかりませんが、ある程度長期間副収入を得ていたのであればやはりこの件も十分悪質と評価されてしまう可能性はあるのでしょう。

 しかし、住居侵入事件の弁解を改めて見るに、やはり合理的と考えることは難しいでしょう。
 動機について、女子高生が走るのを見かけて心配になったという割には、女子高生が帰宅するより前に住居に侵入しているわけで、その動機は成立しがたいように思います。
 そもそも合鍵を持っていた時点で、それをなぜ作ったのか疑問を感じざるを得ず、侵入する気持ちが強かったのではないかと疑われるところです。
 その割には、「鍵かけときや」と言って帰るなど、居直っているようにも見えてしまうわけで、その行動についていろいろと説明が難しそうだと思いました。

 気になる点は、この元教員は、これが初めての犯行なのかという点です。
 普通は鍵を拾ったとしても合鍵を作ろうという発想に行き着くことはなかなか難しいように思いますが、なんとなく手慣れている感じがするので、これが初めての犯行なのか、別の合鍵は持っていなかったのかという点について気になるところではあります。


 阪神の主砲候補として期待されている井上さんですが、本日デスノックという練習において左膝を負傷してリタイアしたという記事を見ました。
 デスノックは、1000本ノックのようにひたすらノックを捕球するメニューと言うことで、この日はボールケースに約1000球が用意されたということでした。
 そして、開始から15分が経過したところで井上さんが打球に飛び込んだ際、左膝を強打し、そのままノックの列から外れたということでした。

 スポーツにおいて根性等の精神論は古いと言われつつも、個人的には根性というのはスポーツに限らずいろいろなものの根幹を支える要素であることは否定できないと思われ、それを醸成するトレーニング自体を消極的に考えるべきではないと思います。
 しかし、キャンプはその年のシーズンに向けた体作り、トレーニング、調整を目的とするものであるところ、そこで怪我をするのは避けたいということはいうまでもありません。
 デスノックですが、根性醸成の効果自体はあるのでしょうが、それをプロの選手に敢えてやる必要性があるのだろうかと思うところです。
 もちろん、肉体的、精神的にギリギリの状態から、ベストなプレーを繰り出せる訓練自体は重要だと思うものの、それと危険性との比較においてメニューを決定すべきであり、怪我をさせてしまったら元も子もないだろうと思いました。

 井上さんは主砲候補として期待された選手ですが、この怪我の程度によっては開幕に間に合わない可能性もありますし、メニュー決定に当たって配慮はしてもらいたかったと思いました。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:53
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