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 こんばんは。


 今日は、いつもは取り上げない読売の話題を取り上げてみたいと思います。

 今日の読売とヤクルトさんの試合において、坂本さんが右手親指を骨折し、離脱することとなりました。
 原因は、出塁後の牽制球を受けた際にヘッドスライディングで1塁ベースに帰ったことでした。この際、セーフにはなったものの、右手親指を骨折してしまったということでした。

 プレーの動画を見ましたが、思った以上に勢いよく塁にヘッドスライディングしており、確かにこの勢いであれば右手親指を骨折してもおかしくはないだろうと思いました。
 これで読売は、坂本さんという打線の主軸を失うこととなり、先日は菅野さんという投手の要も離脱することとなりましたから、序盤ながら非常に厳しい状況に追い込まれることとなりました。
 他の選手には申し訳ないものの、読売において坂本さんと菅野さんは取り替えの利く選手ではない、いわば柱というべき存在ですから、そのお二人が離脱することは想像以上に大きな問題ではないかと思います。
 後述する阪神でも本日ガンケルさんが離脱することとなり、先日は大山さんも離脱してしまいましたから、阪神にしても同様の問題を抱えているところですが、それでも個人的には読売の方が両選手に対する依存度が高かったと考えておりますので、より大きな打撃ではないかと思います。

 今回のプレーを見ていて思ったことは、ヘッドスライディングの危険性です。
 もともと怪我しやすい危ないプレーだとはいわれていましたが、プロ野球選手の敏捷な動きの勢いと体重を考えればアマチュア選手が怪我するよりも可能性が高いものであろうと思います。
 私の記憶にある限りでもかなりの選手がヘッドスライディングで怪我をして選手生命に問題を抱えたというパターンもあり、やや昔のことでいえば阪神の主砲として期待されていた浜中さんもヘッドスライディングの怪我から第一線を離脱していってしまったというようにも思います。
 牽制球という制度がある以上、ヘッドスライディングでの帰塁が許されないというのは走者側において極めて不利であろうとは思うのですが、それでも今回のプレーを見ているとそうも言ってられないのではというようにも思います。
 昨日の阪神の試合では期待のルーキー佐藤さんがヘッドスライディングをしていましたが、もしも昨日佐藤さんが怪我をして離脱することとなったらと思うと、もはや考えたくもないくらいひどい状態になるのだろうと思います。

 全力プレーをファンに見せたりすることは興行として重要なポイントではあると思うものの、そのことと選手生命の問題を比較して考えれば、そろそろヘッドスライディングは禁止にしてもいいのではないかと思います。
 今回は、読売の主力たる坂本さんが離脱するという大きな事件を目の前にして、人ごとのようには到底思えなかったので、改めてこのように思いました。


 阪神ですが、横浜さんとの3連戦を2勝1敗と勝ち越しで乗り切りました。
 正直言って、初戦はいやな負け方をしまして、最近阪神のシーズン開始当初の勢いが弱まってきていて、ここからずるずる行ってしまうのではと不安になりました。
 しかし、昨日今日と悪くない勝利の仕方をしてくれまして、安堵しています。
 特に、糸井さんのようなベテランが活躍してくれたことは大変喜ばしく思います。
 糸井さんにしてみれば、今季はチーム事情の関係であまり起用される場面が少なかったでしょうから、本人は納得できないところもあったでしょうに、にもかかわらず腐らずに準備を怠らなかったからこそ今日のようなプレーを見せてくれたのだろうと思います。
 そういうベテランの姿勢が、またチームの雰囲気をよくしてくれるのではないかと思います。

 上記の通り、先日4番打者に座っていた大山さんが離脱することとなり、阪神としては窮地に追い込まれたわけですが、糸井さんなどが出てきてくれてありがたく思います。
 糸井さんの体のことを考えると、フル出場よりは数日おきに出場して全力でプレーしてくれる方がやりやすいかもしれませんし、大山さん不在の間は糸井さんを含めたメンバーが頑張ってくれることを期待したいです。

 また、ガンケルさんが右肩異変で急遽降板し、一度登録が抹消されるようです。
 これまで想定以上の活躍をしてくれてローテーションを守って勝ち星を着実に積み重ねてきてくれただけに、ガンケルさんの離脱は想像以上に大きな問題だと思っています。
 アルカンタラさんは金曜日の読売戦に登板する予定という記事を見ましたが、ガンケルさんの穴は藤浪さんが埋めることになるのでしょうか。
 アルカンタラさんは制球力で勝負する投手ですが、先日の2軍戦では変化球の制球にやや問題があったように思われ、大丈夫なのか心配です。
 また、藤浪さんは、問題の制球がどうなるのか、当日まで未知数かもしれず、期待はするものの安定感にやや欠ける印象です。
 馬場さんは先発よりはリリーフ待機だと思われますし、岩貞さんはリリーフ起用から変えることはないでしょうから、個人的には藤浪さんなのかなと思います。

 しかし、それでも阪神の戦力はまだ予備的なものがあるように思われ、合流が遅かったとはいえアルカンタラさんを獲得して本当によかったとしみじみ思います。
 そして、こういう怪我などのアクシデント離脱はファンを失望させる問題だと思いますので、冒頭にも述べたとおりやはりヘッドスライディングは禁止した方がよいと思いました。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:54
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