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 こんばんは。


 先日問題になった大学入学共通テストの不正問題ですが、この受験生は去年の受験の際にも同じ手口で不正をしたと述べていたという記事があったので、取り上げてみました。

 この受験生は、取り調べにおいて去年も同じ手法で不正をした、東京の有名私大に入りたかったと話したということでした。
 また、この不正には、外部のシステムエンジニアの男が協力していたということです。男とは去年の共通テスト前にインターネットで接触し、今回と同様にスマホで問題を撮影して外部に送信していたということで、男は中継役を担っていたようです。
 男はこの役割の対価として十数万円の報酬を受け取っていたということで、現在書類送検されたということです。

 この事件については、当初受験生は単独犯であると説明していましたが、案の定協力者がいたということです。
 現場では撮影まではできても、それを所定の箇所に送信したりする等の細かい作業は困難と思われますが、今回の手口は受験生が試験問題を動画で撮影し、男がそれを切り抜いて画像にして所定の箇所に送信していたということのようです。

 去年も同じ手口を使っていたということですが、やはり発覚していないカンニングはたくさんあるのではないかと思いました。
 この件は発覚した氷山の一角であり、それこそめがね等に仕込まれたカメラで動画を撮影して外部に送信されてしまえばこういったことも不可能ではないのだろうと思います。
 こうなると、対策としては会場の電波を遮断するくらいしかなさそうですが、来年以降どのように対策するのでしょうか。

 この受験生については、去年も同じ手口で不正したにもかかわらず希望する大学に入学できなかったということですから、残念ながらもともとカンニングに向いていなかったように思います。
 また、仮面浪人にもそれなりの費用がかかるでしょうに、去年今年と男に対して報酬として十数万円を支払っているわけですから、どこからそのようなお金が出てくるものかと思います。もしも親が資金源だとするならば、残念ながら親の責任も相応にあるように思います。
 特に、今回は、住居等とも関係のない警察署に親と相談の上で出頭したということですが、もしも今回の出頭について親が賛同したのだとすればその点についても問題意識を持ってしまいます。

 この受験生は、アナウンサーになりたかったということですが、もしも不正がうまくいって希望大学に合格して晴れてアナウンサーとなった場合、そのスキャンダルの要素たるカンニングについて知っている男には生涯頭が上がらなくなるでしょう。
 もしもそれだけ信頼関係が必要な犯行を行うのであれば、それなりに信用のおける人物を協力者に選ぶべきでしょうが、この男との関係はどのようなものだったのでしょうか。
 現在警察が捜査を進めているところでしょうが、この点については非常に気になるところです。
 特に、こういった行為をする男については、別件のカンニングにも関与している可能性も否定できませんので、捜査機関としてはそういったところにも注目しているのだろうと思われます。


 阪神の練習試合ですが、江越さんが勝ち越しタイムリーツーベースを打っているところを見ると、今季の江越さんはとうとう打撃が覚醒したのではと大きく期待しています。
 また、ルーキーの前川さんですが、昨日今日と打撃好調で、これはなかなか期待できるのではと思いました。スイングスピードが速いですし、バットコントロール、選球眼ともに今のところ非常によいものを感じます。
 桐敷さんについては、左腕から繰り出される148キロのストレート、ツーシーム、チェンジアップ、フォークと非常に期待できる投球を見せてくれまして、これもまた楽しみになってきました。

 と、このところ練習試合を見ていてとても楽しめています。
 やはり、勝敗が順位に影響しないというのは気楽に見られていいです。
 また、枠を勝ち取ろうとする選手たちは、一つ一つの機会が真剣で、その点でも見ていて楽しいものです。
 シーズン中の緊張感もなかなかよいものですが、今の時期は今の時期でこれも楽しめるというのは贅沢なものだとは思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:21
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