こんばんは。
今日の記事を見ていたら、植物のシグナルを可視化できたというものがあったので、取り上げてみました。
この研究は埼玉大学の研究チームが発表したものです。
内容としては、植物が傷つけられたりした際、シグナルを発生させて他の植物に対して警戒を与えたというものです。
植物は傷つけられたり虫にかじられたりすると独特の青臭い匂いを放ちますが、この匂いを近くの植物が感じると、その瞬間に化学シグナルを発生させるということで、今回はその可視化に成功したということでした。
植物は、このシグナル発生によって食害を防ぐための防御システムを起動させるということです。
記事では植物同士のコミュニケーションとありましたが、個人的にはコミュニケーションというためには一方からのアクションに対して他方はリアクションをするということではないかと思うので、コミュニケーションとはやや違うようには思いました。
今回のものはコミュニケーションというよりは、反射に近いのではと思ったのですが、こればかりは詳細がわからないので、どのような表現が適切なのかは何とも言いがたいです。
ただ、ある植物が傷つけられると、その危機に対する反応を他の植物も示すというのは大変興味深くあります。
種の保存のための反応なのかも知れませんが、植物が種の保存のために行動をとるというのは、思考や感情とまではいかないにしても、何があっても動くことなくただ存在するというだけではないということなのだろうと思います。
そういう意味では、植物は、動物とは違うものの、何らかの表現のできる生き物であると再認識させられる存在であろうと思います。
この研究は、植物という存在の定義に関わる問題に影響するのかも知れませんが、それよりも農業に対する影響が大きいのかも知れません。
植物の反応を積極的に促すようにできれば、植物をより強靱にできそうですから、農業の効率等に影響を及ぼすのではと思いました。
ただ、それが実際の現場に導入されるにはまだ時間がかかるのでしょうから、こういった研究があるということを念頭に、興味を持って見ていきたいとものです。
この時期は野球に関するニュースはあまりないのですが、今日の記事を見ていたら、虎風荘の屋根付近で動けなくなった野良猫について、ドラフト5位の石黒さんが発見して通報したというものを見かけました。
この件は、西宮消防署の隊員の方が捕まえようとして脚立や巨大な網を使ったもののなかなか捕まえられず、最終的に隊員が屋根に上って棒を駆使して猫を逃げさせ、事態が収束したということでした。
こんなことがニュースになるくらいほのぼのな状況ではありますが、むしろこれが話題になるくらいですから、今日は事故などがなくてよかったと思うことにします。
また思いついたら書きます。ではでは。
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