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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、駒大苫小牧高校が1ヶ月の対外試合禁止処分を受けたというものがあったので、取り上げてみました。

 日本野球協会の審査室会議が開かれ、駒大苫小牧高校について、3年生11人の窃盗があり、1月31日から3月1日までの体外試合禁止処分が科せられたということでした。
 警察から高校に対して3年生部員3人を捜索対象として調べていると連絡があり、高校で聞き取りをしたところ、全11人の窃盗が判明したということでした。
 3人のうち部員2人が同じコンビニでアルバイトをしており、野球部員が買い物に来た際に部員がレジを空打ちして代金を支払わなかったということでした。
 また、万引きした部員もいたということでした。
 一方で、純粋に部員が商品をくれたと思った部員もいたということでした。

 駒大苫小牧といえば、田中将大さんの出身校として、初めて甲子園大会の優勝旗が勿来の関を越えた記録を持つ学校です。
 かつては強豪校でしたが、香田監督が去られてからはあまり名前を聞かなくなったように思います。
 今回のニュースを見るに、部員がコンビニでアルバイトをしていたということですが、強豪校の全盛期であれば野球部員にアルバイトをする余裕などなかったと思いますから、実情は知りませんが昔に比べて弛緩してしまったのかも知れないとも思いました。

 今回の件はレジの空打ちという手慣れた手口で行ったということで、おそらく行為も複数回あったのだろうと思います。そのため、被害額は不明ですが、悪質な事件であろうと思われます。
 しかも、合計11人が関連しているとなると、もはや一団として犯罪をしていたようにも見えてしまうくらい大変危うい問題だろうと思います。
 それゆえに、対外試合禁止処分というのも仕方のないことと思います。

 一方、期間が1月31日から3月1日までということですが、今回問題になった生徒はいずれも3年生ということですから、おそらく事件の確認が取れてから3年生が卒業して窃盗を行った者がいなくなるまでが処分の期間ということになるのでしょう。
 この時期は雪で覆われているでしょうし、対外試合もあまり組まれないのではないかと思いますので,実質的な罰といっていいのかという疑問はあります。
 ただ、悪さをしていない1年生と2年生の道を閉ざすわけにもいかないということで、罰と犯罪に関係していない者達の権利のバランスをとったということなのかもしれません。
 この処分が妥当なものかは何ともいえませんが、残された部員達はこの事件で肩身の狭い思いをすることになるのかもしれず、その点は大変気の毒に思います。
 個人的には、残された部員達は、この汚名をそそぐためにも今まで以上に力を入れて部活動に励み、かつての名声を取り戻してもらえたらというようには思います。


 今日甲子園で予定されていた阪神と楽天さんとのオープン戦は雨で中止になりました。
 所詮オープン戦ですから無理をしてまでやるものではありませんが、何しろ阪神は一勝もしてませんので、早めに一勝くらいする機会がきてほしいと思っていただけに、その点は残念ではあります。
 とはいえ、一昨年は大連敗して、いつが一勝目になるのかと思っていたのに、シーズン終了時は思ったよりは勝てていたということもありましたから、そこまで勝利に飢える必要はないのだとはわかっているのですが。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:38
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