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 こんばんは。


 先日発売されたFF7リバースですが、今日の記事を見ていたら売上が前作の60%減であるというものがあったので、取り上げてみました。

 記事によれば、売上減少の理由としてはハードがあまり普及していないプレステ5で発売されたということが挙げられていました。
 個人的には、この影響は相応に大きいと思っています。
 というのも、前作がPS4の作品であったところ、今作対応のハードであるPS5はあまり市場に普及しているとは言いがたいものであることから、そもそもハードを所有していないゲームを購入するものかという事はあるのだろうと思うからです。

 ただ、個人的には、その要因とあわせて、3部作にしたこと、各作品が売り出されるまでかなり間が空いたことが大きな要因の一つではないかと思っています。
 3部作という都合上、1作目をやっていない人は2作目だけ買うということはあまりないと思います。
 そして、2作目を買う人は、1作目をやった結果、是非とも続きが楽しみだと思う人だと思います。
 そうすると、2作目を買うためには相応の熱量が必要になります。
 特に、2作目は、物語の始まりの部分も終わりの部分もない真ん中の部分なのですから、これを購入する動機付けというのはなかなか大変なものだろうと思います。
 この熱量を生じさせるためには前作の力が必要だろうと思うのですが、肝心の前作は4年前に発売されました。
 そうすると、4年前に出たときはこの続きが楽しみだと思うとしても、その気持ちが維持されるのかという問題はあるかもしれません。
 この作品自体がもともと昔に発売されたものですから、そういう意味では時間経過は他の作品よりも意識すべき要素ではないのかも知れません。
 ですが、それでも時間があきすぎることは熱量に大きく影響すると感じます。

 ここで先ほどのハードの違いの問題が改めて出てきます。
 FF7リメイクの販促のためには前作をもっと大きくアピールしなければなりません。
 しかし、前作と本作はハードが違うため、前作から続いて本作ができるという人口は大きく減少します。
 そのため、本作は続き物であるにもかかわらず、生命線である連続性が断たれることになってしまいます。
 
 そして、最終の第3部は今のところ発売予定も不明であり、また数年間が空くことが予想されます。
 そうであれば、人によっては、全部出てからやればよい、その際には復習させるために同じハードや普及しているハードでまとめて出すくらいの工夫はされるはずと思う人も少なからず出てくると思います。
 そうなると、今すぐ急いで買わなくてもよいと考える人が相応にいると思われ、そういった層が増えると売上も必然的に減少することになるのだろうと思いました。

 ただ、上記の通り、続き物は、前作をやっていないと買わない人が多いと思います。
 また、聞いている限り、第1部だけでなく第2部も相応のボリュームがあると聞いています。
 そうなると、第3部もそれなりにボリュームがあると思いますが、それだけのボリュームを一気にやれるだけの時間や気力があるかということも問題だと思います。
 というのも、この作品に大きな関心を寄せているのは概ねかつて原作が発売当時にプレイした人達だと思いますが、そういった人達の年齢層は今や社会人の中でも中堅層の部類にいます。
 そういった人達は、かつてはゲームに存分にのめり込む時間があったでしょうが、今はいろいろなものに時間を割かねばならず、そのような人達が果たしてゲームに100時間以上避けるのだろうかということはあります。

 個人的には、特に3部作それぞれの発売の間が大きな要因の一つだと思いますが、これがかつてのドラクエ1,2,3と同じくらいのスパンで発売されたのであれば大いに売れた可能性があると思います。そのくらいのスパンであればハードも同一の可能性も高まりますし、熱量も維持できたのかも知れません。
 ですが、クオリティを望まれた程度にするためには時間が必要なことは当然であり、非常に難しい問題であるとは思います。
 とはいえ、実際苦労して作った作品があまり売れないというのはもっとも大きな悲劇だとも思うのです。
 鬼滅の刃が一時的に大変な人気になりましたが、今は最高潮の時期ほどの人気ではないと思います。その大きな要因の一つは新作が出てくるまでの間だろうと思いますが、中途半端なクオリティのものも出せないということでそれなりに時間をかけていると思われ、このこともFF7リバースと同様の問題点を抱えていると思います。
 クオリティとニーズの調整は大きな課題だと思いますが、私もかつてFF7の原作をプレイした身としては名作であることはよくわかっていますので、ここから盛り返せるよう願うばかりです。


 阪神は今日も負けましたが、今日は特に見所もなく気づいたら負けていたという感じでした。

 打線については、佐藤さん、森下さん、近本さん、大山さんはほとんど問題なくこのまま行けそうですが、中野さん、ノイジーさん、ミエセスさんはかなり厳しい状態だと思います。
 特に、去年あれだけ活躍した中野さんが機能しないのはかなりの痛手になるのではというように思います。
 中野さんのコメントを見ても、本人自身がどうしたらいいかわからなくなっている感じですが、あのフルスイング打法がよろしくないように思えますので、去年のいい時期に戻した方がいいのではと思いました。
 とかく、二軍の状況を見るに、中野さんの代わりになる選手はいませんので、中野さんには何とか復活してもらいたいと思います。
 また、前川さんもこのところよくないので、ノイジーさんがいいわけではないものの、結局開幕はノイジーさんになるのだろうと思いました。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:12
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