こんばんは。
以前からこのブログでちょくちょくオクトパストラベラー0というゲームをやっているということを書いていましたが、昨年12月から始めてようやくクリアしました。
仕事の合間などの暇を見て少しずつ進めていたことからクリアまで丸2ヶ月以上かかりましたが、総プレイ時間は96時間ということで、前評判の100時間ゲームということは正しく、そう考えると2ヶ月というのはまあまあ妥当な期間なのかも知れません。
その感想ですが、非常に楽しめたものの、万人に勧めるのは難しいという感じです。
以下、ストーリー部分を語る際には若干のネタバレが入るので、ご注意ください。
このゲームを語るに当たっては、ゲーム性とストーリーを大きく分けて語るべきだと思います。
まず、ゲーム性についてはRPGでこれ以上のゲームはないというくらい面白いと思います。
その要因の最も大きいところは、このシリーズ全般で同じように行われている、最初期から終盤のエリアまで行くことが出来、かつ町の人などからアイテムを取得できるという点です。
終盤エリアまで行く障壁は敵が強いというもの以外には特にないので、最初期の段階から割と無理をして終盤エリアまで探索すると、店で売っている武器なども信じられないくらい強力なものが序盤から手に入ります。
また、このゲームは基本的に強力な武器や防具等は町の人が持っていることが多いのですが、この人達からおねだりをしたりすることで手に入れることが可能です。このおねだり、レベルの低いうちは入手率が大変低いのですが、直前でセーブをしてからおねだりを繰り返すとそのうち低確率のものでもくれたりするため、序盤のうちから超強力なアイテムを入手することが可能です。
そして、中盤くらいになってくるとゲーム最強の武器を複数入手できるようになり、こうなってくるともはやストーリーを進めることなど考えずにとにかくアイテムを集めることに執心するようになります。
このアイテム集めの快感は他のゲームでは味わえないレベルのものであり、このためにこのシリーズの最新作を買ってよかったと思ったりしました。
また、オクトパストラベラーシリーズは基本的に4人パーティで行動するのですが、このゲームは8人パーティで活動します。
初めのうちは後列のメンバーに何の意味があるのかと思っていたのですが、後列でBPという数値をターン経過で溜めながら数ターン後に必殺技を打ったときに大ダメージを与える等の戦略を色々と組み立てることが出来、これだけ面白いシステムだとは思いませんでした。
このゲームシリーズは8人の仲間で回すものなのですが、これまでの作品では4人のメンバーだけで戦っていたことから、残り4人は経験値等が入らずに困ったと思っていたものの、これまでの作品もこの方法で作り替えてくれまいかと思うくらい非常に面白かったです。
過去作もこの作りにしてしまうと、ラスボスないし裏ボスが4人パーティの2連戦ですから、その辺りをどうするかという問題は生じることでしょう。ですが、その問題を考慮してもこの8人パーティという作りは大変斬新で、次回作はこれで作らないと嘘だろうと思うくらいの出来だったと思います。
加えて、本作最終戦は最大35人パーティで挑みます。
正直言ってこの戦い、大変雑な装備構成、技の展開などであったというべきですが、それでも消耗を気にせずに全員が最もよい技等を放ち続けるという豪快さはこれまでの戦略を組み立てて勝ちを拾いに行こうというボス戦とは一線を画するものであり、非常に面白かったです。
他のゲームではこんなに仲間キャラがいることはないでしょうから、このゲームならではの最終戦だったと思いますが、私は非常に満足のいくものだったと思っています。
このように私はゲーム性については絶賛であり、正直言って他のゲームでは到底追いつけない領域のものであろうと思いますので、この点においては非常に高い評価をしたいところです。
一方、ストーリー面については、残念ながら万人には勧めがたいものがあります。
元々がソシャゲのものということですが、毎回のシナリオの配信をするに当たって、各シナリオの終わりを盛り上げる形にするしかないという構造上、盛り上がりが毎回あるのは贅沢だとは思いつつも、下手に盛り上げようとしてこれはないんじゃないかという展開にしたものが多いように思いました。
特に、このシリーズに多い、露悪的ともいうべき展開が非常に多く、100時間ゲームというボリュームともなるとまたこの展開かと思うようなものも出てきて、正直言って辟易したところもありました。
特に、過去に無念のまま亡くなった味方側のキャラが悪いように使われる展開が続く部分があり、この展開は果たしてみんな面白いと思うのだろうかと強く疑問を感じました。
私はNARUTOという漫画は好きなのですが、途中の展開でダレる部分も多く、その中で私が未だにあまり好きになれないのは穢土転生が出てくるところです。一部のキャラだけをよみがえらせるだけならばともかく、何でもかんでも穢土転生をやり始めたときにはかなり胸焼けを起こすような感覚を覚えたものです。
このストーリーはそのような穢土転生で辟易した経験を思い返すようなもので、しかもその部分が結構長かったりして、私は途中からまだ終わらないのかなと思ったりもしてしまいました。
ストーリーが長いのは悪くはないのですが、まだ続くのかというような感覚を持ってしまうのは率直に言って非常に残念であると思いました。
ストーリーの中ではとても面白い部分もありました。特に、名声編は、いい意味で裏切られたと思いましたし、こういう質の高いシナリオがあるのかと感心したくらいです。
ですが、とにかく人を選ぶシナリオが長く続くと、私としてはストーリー全体を見返したときに面白い話だったと言ってよいのかと疑問に思いました。
ソシャゲゆえに配信される都度引きつけるシナリオを提供しなければならないというのが冗長ともいうべきシナリオの背景にあるように思うのですが、それでもやはりこの点について他人に勧めるというのはどうかと思う部分もありました。
総合的に、ゲーム性は非常に面白く、ストーリーは万人にお勧めしがたいというものだと思いました。
そして、ゲーム性の都合上、中盤までで最強格のアイテムの大半が入手できてしまう以上、中盤までで面白い部分の大半を遊び尽くしてしまった感もあり、そこから終わりまではストーリーを重視してゲームをしていただけに、よりストーリーの問題点が気になってしまいました。
ですから、私の中では70点くらいというのがこのゲームに対する評価です。
歴代のシリーズは、ゲーム性は本作よりもやや低く、ストーリーは1が非常に面白い、2はまあまあという感じだったので、トータルで見ると歴代シリーズよりも少し下の評価になるのでしょうか。
ストーリー面だけでいえば1が最も面白かったですが、2の方がシステム面が洗練されたりしてきたので、もっともバランスのとれているのが2なのかも知れないというように思います。
とはいえ、ゲーム性などを考えると非常に面白いシリーズであることに疑いはないので、次回作が出たら間違いなくやるのだろうなと思っています。
まだ次回作の話題を聞きませんが、今から楽しみにしています。
また思いついたら書きます。ではでは。
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