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 こんばんは。

 私の事務所では本日が仕事納めで,明日は雑務をする予定ですが,一応今年のするべき仕事の終了の目処が立ち安堵しております。

 さて,昨日,原発事故調査委員会の中間報告がなされまして,内容としては東電と政府の深刻な対応不備が指摘されたというものでした。
 内容のお粗末ぶりについては,事故当時から予測されていたものとおおむね同じで,それに具体的に事情が肉付けされたという感じでした。
 ほぼ予想通りだったため,今更内容に一喜一憂するということはありません。また,東電は「認識と違う」と主張しているようですし,最終的なものが出てくるまで(これが来年の夏頃という話です。)私は特段これ自体に関する意見を言うのは控えておこうと思います。

 しかし,私があえて言いたいことがあるとすると,他の電力会社はこの調査の見通しが出ないうちから原発再稼働をしたがっていたということの異様さということでしょうか。
 東電は今のところ国のお恵みの下で奇跡的に何とか倒産を免れている状況にありますが(それを自覚していない言動には少々思うところはあります。),原発を抱える他の電力会社は今回の事件は全く人ごとではなく,いつ自分も同じような目に遭って倒産するやもしれないという崖っぷちの状態にいることを認識できたはずなのです。つまり,自分の会社も今回の様な事態に陥れば直ちに倒産危機,世界的に悪者扱いを受けるということは自明の理なのです。
 そう思えば,最終的に稼働の結論になるにしても,今回の事故の原因は何だったのか,どのようにすれば防げるのか,万一生じてしまった場合にどのように鎮圧するのか,賠償についてはどう考えるのかなどを検討しようと思うものです。
 ところが,事故調査委員会の中間報告も出ないうちから,採算の問題を取り上げて「発電するほど赤字になる」と言い出すのは筋違いだと思います。
 彼らも収益を上げねばならないのはよく分かりますが,原発対策は自分の会社の存亡をかけた問題でもありますし,安易に再稼働に進むのはやめてもらいたいと思います。

 新井さんについては,来期はサードに専念させるようで,ファーストにコンバートすることがないようだという記事を見ました。
 確かに,ファーストにはブラゼルさんがいますし,打点王を優先するとしても限界があるでしょう。
 今年球場に行った際には,新井さん方向に球が飛ぶと観客席から悲鳴が飛ぶときがあり,それでフライを捕れると歓声が上がるという光景を見たことがあります。できれば鳥谷さんの出張を希望したいところではありますが,鳥谷さんはただでさえ後ろの方に行かねばなりませんし,これ以上苦労をかけるのも良くないでしょう。
 新井さんの守備はやはり不安ですが,私はこれまで色々言ってきたものの彼の実力には魅力を感じ,「一振りにかける男新井」の活躍を信じて疑わない者の一人でもあります。
 以前ここで述べたように,新井さんの打撃はチャンスに弱い傾向があるというだけで実力は十分すぎるほどあるものと思いますから,是非守備を鍛え上げるシーズンオフにして頂きたいなと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 17:31

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