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 こんばんは。

 今年7月に中国で鉄道事故がありましたが、これに関する調査報告がなされました。
 今回の事故では、事故そのものも問題でしたが、事故後に車両を埋めてしまったことについて証拠隠滅を図ろうとしたのではないかということが特に問題となりました。
 今回の調査報告によれば、車両を埋めようとした行為の理由は「過去の事故現場処理方法を踏襲した」ということでした(ちなみに、事故直後の説明では、「危険回避のため」ということなので、説明が変わっています。)。
 これを聞いた率直な感想としては、もしこの説明が本当であればという前提ですが、まず「過去にもこのような事故がそれなりにあったのか」ということ、そして「その際にも今までずっと埋めるという対応をとっていたのか」ということでした。 
 報告によれば、穴掘りを開始した際には救助と現場調査、証拠収集は全て終了していたとのことですが、未だに列車の乗客の何名かが行方不明という話を聞くところによれば、何を信用してよいものかよく分かりません。
 ただ、救助や証拠収集が全て完了していたとしても、事故原因の検証のためにも即埋めるというのは良くなかったと思います。
 かの国の近年の発展は著しく、発展に伴って交通手段の進歩も必要になると思いますが、安全確保は同時並行で行わないと発展も止まってしまいかねません。かの国の人材は日本を上回るのではないかと時々思いますが、例えばこのようなところへの対策などにその人材を生かしてもらいたいと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:41

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