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 こんばんは。

 2011年規定到達投手の得点圏被打率という記事を見つけました。
 上位の方は以下の通りとなります(以下敬称略)。
1  和田毅  .164
2  内海哲也 .173
3  吉見一起 .178
4  田中将大 .184
5  杉内俊哉 .186

 我等が阪神の投手ですが
8  岩田稔  .200
22 能見篤史 .252
30 メッセンジャー .291
31 スタンリッジ  .298
でした。

 得点圏被打率が低い方が点が入りにくいわけで,さすがに1点台のメンツを見るとなるほどと頷ける活躍をされた方々が並んでいます。
 逆に,阪神のメンツを見てみるに,以前別項で触れたように奪三振数は高いのになぜ勝利に結びつかないのかという疑問への一つの回答がここにある気がしました。
 すなわち,2011年の阪神は,三振を取りに行くことを中心にリードしていたと思われますが,三振をとれずに打たれる,もしくはフォアボールなどで得点圏に走者が進んでしまったら,その次の展開では割と打たれる傾向にあるのではないかということです。
 ただ,得点圏被打率を下げるというのは意識してもできることではないので,できればそもそも得点圏に走者を進めないということが大事になってくると思います。
 そうなると,アウトカウントの少ない状況で走者が出れば送りバントによって得点圏被打率の問題が生じますから,少なくともアウトカウントの少ない状況では与四球は避けるべきという戦略になるのでしょうが(ただ,野球全般として,当然の話ではあるのですが。)。

 ちなみに,得点圏に進んだ走者を帰さない投手というのは,危機を救った英雄扱いされることが多いと思います。
 特に有名な話としては,「江夏の21球」などでしょうか。
 あれを自作自演などという方もいらっしゃるようですが,それでも盛り上がって楽しめればファンにとっては十分なのではないかと思います。
 得点圏に走者が進むのは好ましくはありませんが,今年もそのような英雄がたくさん見られることを(特に阪神から)期待しています。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 17:26

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