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 こんばんは。

 昨日野田総理が11月16日に衆議院を解散する予定であると発表しました。
 また次期選挙は12月16日と決まり,選挙に向けて慌ただしい雰囲気が出てきました。
 民主党の選挙に対する準備の状況は,野田総理が昨日の解散の公表前に民主党内でどの程度事前に解散について話していたかどうかで変わってくると思いますが,第三極といわれる政党の方々にとっては準備期間が思ったよりも足りていないということで大変な状況になっているのではないかと思います。
 とはいえ,選挙を迎えるという局面になった以上,今後どこがどのような動きを見せるのか注目をしていきたいと思います。

 そんな最中,今日は民主党内で次々と離党者が出ているという記事を見ました。
 私が確認しただけで,既に6名程度が離党届を出しており,中には自民党への入党希望を出されている方もいらっしゃるということでした。
 この離党は,政治家の方々の政治理念,政治信条に従って行動されておられるでしょうから,その内容についてまでとやかくいうことは出過ぎた真似だとは思いますが,解散時期が明示された後に離党届を提出するとすれば,一般的には理念のない方と見受けられてしまうことはやむを得ないことでしょう。
 離党時期と解散時期が重なったことがたまたまであったということもあるでしょうし,解散が自身の信条と反するが故の離党かもしれませんし,個別の事情はあるでしょうから,十把一絡げはよくないと思います。
 とはいえ,有権者にこの点を理解してもらうためには,より多くの説明が必要になるのかなとは思いました。
 ひとまず,次期選挙に当たっては,その肩書きや政治理念ばかりではなく,かつての所属政党も確認しようと思いました。

 また,野田総理が解散を明言したこととあわせて円売りが加速し,本日も1ドル当たり80円台後半で取引がなされることとなりました。
 ある見方によれば82円台までつけることになるのではということで,輸出産業にとっては実は今までの経済政策の中ではこの解散宣言はかなり有用な部類の政治活動だったのではないかというように思えてしまいました。
 その原因について私も詳しく分析しているわけではないので,ここで知ったようなことをいうつもりはありませんが,この円相場の動きは何とも民主党にとっては皮肉なものだと思いました。

 これから一月の間はこれまでよりも大きな動きがたくさんあるでしょうから,注意深く見ていきたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:13

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