こんばんは。
今日は遂に衆議院が解散され,第三極にも様々動きが見受けられるというように色々と政局が激変していますが,それらの点については機会があれば別に触れてみたいと思います。
今日取り上げる話は,ニュースを見ていて見つけたアメリカオハイオ州の裁判所の判決についてです。
その事件は,スクールバスが子どもを降ろしているのを待ちきれなくなった後続車が,歩道を走って追い抜いたというものなのですが,裁判所は免許停止処分のほか,「こんなことは愚か者しかやらない」と書いたプラカードを持って街頭に1日1時間を2日にわたって立つようにという判決を下したそうです。
これに対して,その被告人は,サングラス姿でたばこを吹かしながら命令を実行したということで,その写真を全米のメディアが取り上げたということでした。
今判決については,当初は辱めを与えるということで疑問の声が多かったそうですが,今ではその被告人の態度のためか,被告人に対しての批判が多く向けられているそうです。
こういう判決の話を聞くと,アメリカ法を知らないにもかかわらず,何だかアメリカらしいなという気がしてしまいます。
日本では,民事裁判では名誉毀損などの被害回復のために謝罪広告を載せるよう判決を下すということはありますが,上記のニュースのような判決を下すことはありません。
このような措置は,被害者にしてみれば胸のすくようなもののようにも見えますが,身体の自由や思想良心の自由等の人権侵害の恐れもありますし,上記の批判にあるようにいたずらに辱めを与えるばかりなのではないかというようにも思えるので,日本では法改正としても実現しないのではないかというような気がします。
ただ,この被告人の精神力もなかなか強固なもので,ネット上に出ていた写真ではテレビカメラが結構来ていたにもかかわらず,ふてくされたような表情を浮かべていました。
また,たばこを吹かしながらということですから,表面上は完全に開き直ったようなものだったと思います。
これでは,被告人自身が本当に反省していたとしても世間はそのように評価してくれるのか,批判の的にさらされてしまうのではないかと危惧してしまいますが,案の定そのような状況になっているということです。
このような物珍しい世間の耳目を集める判決が出たわけですから,話題を早々に収束させて自己の悪評を防ぐためには露骨なまでの反省の態度を見せるべきところと思います。
ですが,その態度ゆえに海を渡って私なんぞも知るようになったわけです。
ただ,もしこの被告人が目立ちたがりであればその目的は達せられたわけで,私にはその辺りはよくわかりません。
今日はWBCの国際強化試合が催され,日本が強豪キューバに完封勝ちしたそうです。
私はまったく見ていないのですが,選手のラインナップを見る限り,それなりの人たちが集まったとは思うものの,まだフルパワーではないなという気がしました。
今回はメジャー組の大多数が不参加の見込みということで残念ではありますが,その分色々な人たちが出てきて国際舞台で経験を積んでもらえるとそれはそれでいいのかなと思っています。
私の個人的な考えとしては,阪神の上本さんか大和さんを帯同させて,代打か守備要員で使ってくれれば,その貴重な経験をシーズンで活かせられるようになるのではないかと密かに期待しております。
また思いついたら書きます。ではでは。
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