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 こんばんは。

 先日より来季の阪神の戦力整備の懸案事項として挙げておりましたスタンリッジさんですが,今日の記事では退団の方向で進んでいるというものがありました。
 記事によれば,阪神が獲得を検討している韓国のセーブ王オ・スンファンさんを獲得するために交渉を進めていたものの,それが難航し,スタンリッジさん側が求める回答期限内に返答ができなくなったためということでした。

 私は,今回の件ははっきりいって阪神球団は愚かすぎると思います。
 口汚い言葉ですが

アホか

と声を大にしていいたいです。

 私はよく分かりませんが,オ・スンファンはいい投手なのかも知れません。
 しかし,日本球界への対応力は未知数でしょうし,何しろ要求している条件がかなり破格であるという情報もあります。
 そうなると,結果として獲得を見送るという選択もあろう事かと思います。

 そのような不確定要素の多い中,今年の防御率3位の先発の柱スタンリッジさんを手放すという選択をどうしてできるのだろうかと不思議でなりません。
 スタンリッジさんは,その実力もさることながら,勉強熱心で,日本にも溶け込んでくれようとしていましたし,何より阪神への残留の意向も持っていました。
 不安要素を挙げるとすれば,35才という年齢から,あと何年稼働できるだろうかというところでしょうが,それも今年の実績を見れば来季くらいはまだ計算できるのではという気がします。

 もちろん,抑えは今季の阪神の不安要素の一つで,福原さんにお願いをしていたものの,年齢面まで含めていつまでお願いするのかはまた問題であったとは思いますし,それを韓国セーブ王で埋められるのであればそれは大変いい話のように思います。
 しかし,情報によれば,オ・スンファンさんは,2年契約終了後に本人が希望した場合はメジャーに行くことができる権利を交渉で持ちかけているということもあるようですし,そうすると長期間の抑え投手という意味ではなかなか見通しが立ちづらいようにも感じます。

 そうなると,スタンリッジさんと天秤にかけた時,私はスタンリッジさんを外す理由はないという気がします。

 まだ確定ではないということですから,残留してくれる一縷の望みにかけてみたいとは思っています。
 しかし,万一そのような事態になった際,来季の阪神は必ず苦しむ局面が出てくるでしょうから,その時には猛烈に首脳陣を批判したいとここで述べさせて頂きます。


 先日久保さんもFA宣言しましたが,これについて和田監督は「来季の戦力,先発としてある程度計算している投手だから」と残留の希望について言及しました。
 しかし,「ある程度」という表現では,久保さんは引き留められないように思います。
 和田監督の真意はもっと強い気持ちで,それがたまたまこのような表現になり,それが記事で一人歩きをした可能性もありますから,言葉尻だけ捉えてどうこういうつもりはありません。
 しかし,一人歩きした言葉を久保さんも目にするでしょうし,その時に他球団と天秤にかけられて果たして残留の選択をしてくれるのだろうかと思うところもあります。
 こうしてみると,監督の発言というのは本当に気を遣わねばならないものだと改めて思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 18:05

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