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2014.11.01 Saturday
 こんばんは。

 昨日はハロウィンだったようですが,私はまったく馴染みもないので,正直言って特に関心がないどころか,なぜ世間がこんなにハロウィンに関心があるのかよく分かりません。
 私の子どもの頃など誰も見向きもしなかったのに,この10年足らずのうちに世間がハロウィンについて言及することが多くなっていて,こういうのはイベントを作って経済を活性化させようという誰かの思惑なのではないだろうかと思ってしまいます。
 最近は昔と違って恵方巻きなども流行らせようという雰囲気があり,あの手この手で顧客獲得をしようという努力があるのだろうと思います。

 昨日は渋谷でたいそうなハロウィン騒ぎがあったようですが,これを見るとワールドカップや先日の阪神日本シリーズ優勝の時のように,芯からそのイベントに関心があるわけではないものの,ノリに便乗して騒いでいるだけというように思います。
 別にそれ自体何も悪くないのですし,むしろ多少なりとも経済効果があればいいと思うのですが,それが人に迷惑をかけるとなれば話は別でしょう。

 ニュースを見ていると,ハロウィン騒ぎの中での痴漢騒動や騒音騒動,道ばたに散乱するゴミなど,いろいろと問題があるようです。
 こういうのを見ると,何だかこの国はそういう国だったかなと思ってしまいます。

 こういう馬鹿騒ぎは,ハロウィンについて正しい認識がないから起こってしまうのではと思います。
 先にも述べたように,ハロウィンはつい最近から作為的かつ急速に浸透したものですが,それはおそらく変装してお菓子をねだる程度の認識しかなく,この文化や背景などはまったく浸透していないのだろうと思います。
 それは,クリスマスやバレンタインなどと同じような状況だと思いますが,そのように極めて断片的な認識のみが広まったことが今回のような騒動の一因になっているのではないかと思います。
 別に正しい知識があれば騒動が起こらないとはいいませんが,誰も分からないイベントであればとりあえず騒ごうという程度の共通見解しか持ち得なかったのかも知れないと思いました。

 その点,このハロウィンというイベントを広めようとしている作為があるのではと申しましたが,その作為をする側は利益を得られるのですから,その反面きちんとイベントの趣旨や内容も浸透させる努力をしなければ無責任きわまりないと思います。
 特に,このハロウィンというイベントは,ニュースなどでも「今日はハロウィンです」という程度の説明をするだけで,これが何なのか私自身未だによく分からないのです。

 クリスマスなども趣旨と関係のない騒ぎであることには変わりないのですが,それでもハロウィンには馴染みがないだけに強い違和感を感じます。
 ただ,イベントそのものを批判する意思はなく,もう少しハロウィンというのは何なのかが分かる程度にやってもらいたいと思います。
 私のようにハロウィンに馴染みのない人にとっては,こんな状態が続くと受け入れがたいイベントのままになってしまうように思いました。


 日本シリーズが終わってから,何だか野球がなくなって寂しい生活だなと思うようになりました。
 しかし,そもそも阪神が日本シリーズに出られたのも,ギリギリで2位が転がり込み,その後流れに乗って読売を叩けたからだったことを思うと,つい最近まで真剣に野球を見られていたこと自体を幸運であると思うべきなのでしょう。

 今は鳥谷さんの海外流出などの話題が出ております。
 彼を失うことは,チーム構成としても心情的にも非常に問題ではありますが,これまで阪神に貢献してくれてきて,かつFA権を取得してからかれこれ2年行使しないでいてくれていたのですから,そろそろ彼の本当にやりたいようにすることを見守るのがファンであろうとも思います。

 ただ,メジャーで今以上に活躍できるのかといわれれば,正直言って疑問です。

 まず,打撃についてですが,青木さんはそれなりに活躍できているものの,鳥谷さんの打撃は青木さんよりは劣ると思われ,2割6分から7分,ホームラン5本前後,30打点くらいなのではないだろうかというような気がします。
 選球眼はいいので,四球を選べることはメジャーに行っても強みだとは思いますが,それでも出塁率は3割前後なのではというように思われ,下位打線を担当するようになってしまうのではないかと予想します。

 次に,守備についてですが,こちらもあまり期待できないように思います。
 松井稼頭央さんが全盛期にメジャーに行きましたが,残念ながらあまり活躍できませんでした。彼は日本人内野手でも最高峰でしたから,その時点で相当壁が厚いことが理解できます。
 その後も中村ノリさん,田中さんや中島さんも挑戦したものの,うまくいっていないというのが実情だと思います。
 メジャーの選手は上半身が極めて強く,送球モーションだけでなく送球自体も速いですが,それと日本人を比べると残念ながら雲泥の差があるように思います。
 そこを技術面でカバーするということはできるでしょうし,その点鳥谷さんは技術は現日本人ショートナンバー1,体も強く,かつ甲子園という土のグラウンドで野球をやっていた実績からメジャーのグラウンドでも馴染みやすいというアドバンテージも見込まれます。
 ただ,それでも基礎的な身体能力の差が埋められるかといえば,少々疑問です。

 そうすると,打撃も守備もそれなりに活躍するとは思うものの,常にスタメンで居続けられるかと問われれば難しいのではないかと思わざるを得ません。
 それでも夢を追えるのは今しかないのですから,私は本人がメジャーに行きたいというのであれば応援したいとは思います。
 ただ,できれば阪神にいて頂ければとても頼もしく思いますし,この点は注目していきたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:03

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