こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,大分県警が実施した,振り込め詐欺への騙されたふり作戦が失敗したというものが会ったので取り上げてみました。
80代女性に市の職員を名乗る男から医療費の還付金に関する電話があり,女性は約100万円を振り込んでしまいました。
その後女性は警察に相談しましたが,その後銀行員を騙る男から再度電話がありました。
そこで,警察は女性に対して騙されたふりをして欲しいと依頼をし,口座番号を特定して凍結する手続を進めることとしました。
女性には警察官が同行したのですが,警察官は口座の凍結に飛鳥な名義人を特定するために女性の電話の会話に集中するあまりATMの画面をよく見ていなかったそうです。
そして,その間に女性は,指定された口座に99万9313円を振り込んでしまったということでした。
大分県警は,国家賠償法に基づき,振り込み手数料を含めて99万9691円を支払ったということでした。
まず,基本的な問題として,振り込め詐欺などの犯罪収益金の振込先となると考えられる口座は,警察や弁護士を通じて金融機関に連絡をすることで凍結することができます。
そして,凍結された口座内にお金が入っている場合は,そこから按分してお金を受け取ることも可能です。
ただ,一般的には,振り込まれると同時に犯人によって引き出されてしまうため,一度振り込んでしまうとお金が返ってこないケースが大変多いです。
今回の件も,警察官が振り込みを確認した直後に凍結処理を直ちにとったと思いますが,振り込みに関して犯人側と電話でやりとりをしていたということであれば,振り込みがされて着金が確認された直後に直ちに引き出されたのではないかと思います。
その意味では,警察官がおとり捜査を依頼したことによって最終的に犯罪者に対して犯罪収益を与えてしまう結果となり,非常に問題と言えるでしょう。
また,この作戦においてもっとも基本的なことは,情報を聞き出すだけで振り込み手続を一切してはいけないと言うことだろうと思います。
そうであれば,実際にATMの画面の前に行く必要はなかったと思いますし,もしもATMに行かないと犯人側にばれてしまう状況であったとしてもATMを捜査する必要はなかったでしょう。
ですから,警察のミスとしては,振り込みをしないことを徹底しなかったことだけでなく,ATMに近づかせたことにあろうと思います。
特に,一度騙されて振り込みをしている人ですから,電話でそのまま振り込みをしてしまう傾向が一般の人よりも強いことが伺われ,にもかかわらずその点に注意を払わなかったのは問題でしょう。
一方,被害女性は,一度騙されて振り込みをするという痛い目に遭っていて,さらに警察にまで通報していたわけですから,普通に考えれば再度の振り込みまでするのかと思うところでしょう。
もちろん,80代という年齢を考えれば致し方ないところもあろうかと思いますが,それでも上記事情を考えると少々目を話したという警察官を責めるのも少々酷な気もします。
とはいえ,犯罪者に収益が渡ってしまったこと,税金から国家賠償金が女性に支払われたことを考えると,やはり警察のミスは軽視できないと思いますし,もう少しきちんと対応してもらいたかったと思いました。
阪神は,ちょっと目を話した隙に連敗を繰り返し,遂に首位陥落,勝率5割逆戻りとなりました。
昨日一昨日の試合は,いつもの粘り強さがが見られず,いつも勝ってきた接戦を落としていて,このところ見られていた阪神の強みが欠けていたように思いました。
その点,今日の試合は圧倒的敗北であり,今シーズンよく見られた現象だったと思います。
先日阪神が首位に立った時,私は,セリーグでこれまで首位にたった九段は,ことごとく連敗を繰り返してあっさり首位から落ちたと書きましたが,阪神もそこから漏れずに連敗して落っこちてしまいました。
他の球団は,そこからもさらに連敗して順位が著しく落ちたところもありましたが,阪神はどうなるのでしょうか。
他の球団を見ると,一度連敗が始まって首位から落ちたところで,調子をすごく落として取り返しが付かなくなってしまいました。
阪神も同じ道を辿るかも知れませんが,私としては今年の阪神はもともと強くもなく,最近は多少調子が上がってきたもののそれでも大して調子が良いとも言えないので,いつも通りやれば勝率5割に留まるのではないかと思っています。
それは見方によれば少々悲しくもありますが,それでも他球団よりは深刻にならないのではと思います。
素人的見方ですから,それが正しいか分かりませんが,その点は明日以降を見守っていきたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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