こんばんは。
先日より違法賭博問題が持ち上がっている呉さんですが,阪神が来季契約のための交渉を打ち切るということになったそうです。
先日も述べたとおり,大変残念な結果ではありますが,反社会的勢力との関係があるということも疑われていますし,致し方ないでしょう。
そうなると,前から何度も言っているように,阪神の抑え候補をどうするのか,本当に問題になってきてしまいました。
今日の記事を見ていたら,メッセンジャーさんの抑え転向に関する記事がありました。
確かに,メッセンジャーさんはストレートに力があり,空振りをとれる変化球も持っていますし,制球力もありますから,抑え投手に要求される三振を取るということもできるように思います。
また,メッセンジャーさんといえば投球数が多くても長い回を投げられるスタミナですが,あれだけのスタミナがあれば抑えの連投にも耐えられそうです。
さらに,メッセンジャーさんはアメリカ時代は中継ぎでの登板が多かったと聞いていますし,今から中継ぎに転向することもできなくはないでしょう。
ですが,メッセンジャーさんは阪神のエースですから,エースを欠くということはどういうことなのかということは大きな問題でしょう。
メッセンジャーさんは阪神投手陣の柱ですし,先発ローテーションも数が足りていないのですから,貴重な先発投手をなくしてしまうことはいいのだろうかと疑問に思うのです。
また,上原さんの例を思い出すと,一度抑え投手にしてしまうと先発投手に戻すことはなかなか難しいと思いますし,メッセンジャーさんの年齢も考えれば改めて抑えから先発に戻すというのは難しいのかもしれません。
そういうリスクを考えると,これだけ優秀なメッセンジャーさんという投手を抑えに転向させるのは確実性を減少させる行為のように思えました。
他からとってくるという案については,先日挙がった元広島さんのヒースさんがおります。
ヒースさんの長所等は先日述べたとおりであり,魅力のある投手ではあるものの,いくつか修正すべき点もあるということを念頭に置くべきでしょう。
そんな中,今日話題に挙がってきたのは,ドミニカ出身のクレトさんです。
彼は,26歳とまだ若く,メジャー経験もあり,マックス160キロ超,平均150キロ後半の速球右腕だということです。
噂では,変化球の持ち球はツーシーム,スライダー,スプリットで,決め球も大変切れるそうで,空振りをとれる投手のように思われます。
映像を見た限り,確かに球は速いですし,タイプとしてはサファテさんを彷彿させるようにも思います。
一方,メジャーでの成績は0勝1敗,防御率6.60ということで,結構打ち込まれていたようです。
話によれば,制球力に難があるようで,それを聞いて確かに速球160キロ超で変化球も切れるとなれば普通にメジャーに行くだろうし,それができない理由はたいがい制球だろうと納得しました。
クレトさんですが,久保コーチの指導によって制球難が克服できたら,速球を打つことはなかなか難しそうですし,おそらく普通では手の出せない投手になるだろうと思います。
また,年齢的にも,もしも当たったら長く阪神で抑えをつとめてくれるように思われ,その点も非常にポイントが高いように思います。
ですから,今後に期待して素材型を採用するというのはある意味いい選択なのではないかと思います。
また,ゴメスさんもドミニカですから,もしかしたらクレトさんは馬が合うかもしれませんし,その意味でもいいかもという気がするのです。
とはいえ,あくまで素材型としての将来の期待を込めて獲得するということであれば,来季の抑えとしての即戦力を期待することは,せめて制球力に多少不安を除けてからでしょう。
とすると,もしクレトさんを獲得するとしても,予備は考えておかねばならないと思います。
ヒースさんはよい投手だと思いますが,クレトさんを獲得しつつヒースさんも予備で獲得するというのはおそらく難しいでしょう。
別の記事には,呉さんとマートンさんの抜けた穴で7億円の予算があるからとかいうのがありましたが,まさかそのすべてをつぎ込むという計算をたてているわけはないでしょうし,さすがに抑えに困っているからといって,外国人枠を蔑ろにして外国人投手を2人採用することはないと思います。
とすると,抑えの予備としては,結局チーム内でまかなうというのが現実的なのでしょう。
最右翼は福原さん,藤川さん,安藤さんというところなのでしょうが,先日より何度も述べているとおり,年齢や実績等の問題があります。
やはり歳内さんや松田さんが出てきてくれないと,本当の意味で抑え問題は解決しないと思います。
特に,松田さんは,期待されながら今年は活躍できなかったので,そろそろ出てきてくれないと困るのですが。
ということで,クレトさん,ヒースさんあたりの動向を気にしてみたいと思います。
ちなみに,ある記事であった,バーネットさんについて,その代理人が阪神との親交も厚いことを理由に,好条件を提示すれば獲得可能ではというような意見がありました。
しかし,そのような夢物語に飛びついて時間を使ってしまうと,今年中に抑え投手を確保することも難しくなってしまいそうで,もはやバーネットさんのことは忘れた方がいいと思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
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