こんばんは。
昨日のデイリースポーツは,大変珍しく阪神ネタではなく,世間と同じようにSMAPネタを取り上げていました。
これをみてがっかりしたのは私だけではなかったかと思いますが,デイリーはもっと阪神に徹して尖っていてほしいと思ったものです。
それを受けてなのか,今日のデイリーの一面は阪神に新加入した外国人ヘイグさんを取り上げ,そのタイトルはSMAP,「さんるいの」「まもりが」「あまり」「ぱっとしない」という非常に強引なものでした。
正直言ってうまいこと言ったという感じももてず,無理矢理時事ネタに絡めただけという気もするのですが,昨日時事ネタに乗っかって主義主張を置いてけぼりにした反省をここで生かそうというのであればその態度は評価すべきとも思いました。
さて,そのヘイグさんの件ですが,高代ヘッドコーチが,ヘイグさんについて,3Aでは1塁での先発出場が68試合,三塁での先発出場が60試合と言うことで,三塁専門とは言い難く,三塁での起用について不安を呈したということです。
そのため,高代ヘッドコーチ自らがキャンプ序盤からヘイグさんの三塁守備をチェックする考えを明らかにしたということでした。
また,高代ヘッドコーチは,守備位置について三塁かレフトであると述べ,レフトでの起用も視野に入れているということです。
ヘイグさんの三塁守備の不安については,ヘイグさんの獲得の話題が出た時から結構話題の種になっていました。
それなのに,今更になってこのことを持ち出されても困るというのが率直な感想です。
また,レフトには,若手を含めて外野手候補が結構な数おり,そちらの方に回してしまうと生え抜き育成の機会もなくなってしまうのではないかと心配します。
結局きちんとした調査を行わなかったために,初めに立てた構想が皮算用に過ぎないかもしれないと今更ながら不安に駆られるというのは,よく見た光景ではあるものの非常に残念に思います。
ヘイグさんはアベレージヒッター的な打力を買われて阪神にやってきたのですから,基本的に守備については最低限のものが求められていると考えているのですが,もしもそれ以下であれば,三塁だけでなく外野を任せるのも非常に不安です。
外野守備のエラーは長打,失点につながりますから,守備機会こそ内野こそ少ないものの,やはり守備力をおろそかにしてはいけないことはいうまでもないでしょう。
特に,データを見る限り,ヘイグさんは,一塁守備が最も多く,次は三塁とは書いてあるものの,外野については掲載がなく,本当にできるのか非常に不安です。
個人的には,せっかく去年シーズン半ばでとってきたペレスさんが開花して,ヘイグさんかゴメスさんを脅かす存在になってくれると大変ありがたいと思っています。
彼の打撃は既にかなり見所があると思うのですが,加えて守備位置は主に外野ですから,ヘイグさんを外野で使うくらいだったらペレスさんでもというようにも思ったりします。
なお,ペレスさんの外野守備は主にセンターとライトということなので,レフトはやや不安かもしれませんが。
まあ,去年の阪神は貧打,決定力不足が大きな問題でしたし,ゴメスさん,ヘイグさん,ペレスさんの誰かが決定力を示してくれればもはやそれが誰であったとしてもよいのですが。
守備も重要なのですが,まず助っ人外国人に求められるのは打力,そして最低限の守備力でしょう。
ですから,まずは3選手において打力を見せてもらいたいと強く思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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