こんばんは。
先日覚せい剤取締法違反で起訴された清原さんについて,本日東京地裁で第1回公判が開催されました。
情状証人には佐々木さんが呼ばれたということですが,私は佐々木さんと清原さんがそこまでの仲とは知らず,こういうところで協力するというのは佐々木さんもいろいろな批判を省みないで救おうという意思なのだろうと思いました。
というのは,このように社会的に著名で,かつ現時点で協力者として名乗りを上げる人があまり見受けられない清原さんに対して味方をするというのは,佐々木さん自身について評価を悪化させるという人も少なからずいるように思われたからです。
おそらく,その点を理解してでも刑を軽くしたいと考えて登場したのでしょうし,佐々木さんは清原さんと本当に仲がよいのだろうと思いました。
今日の公判では,清原さんは,覚せい剤の使用の開始時期について,現役引退後というように述べており,結構その歴が長いように見受けられました。
覚せい剤はまともな入手経路から入手することは基本的にあり得ないものですから,そうするとそのような反社会的勢力と相当長期間の付き合いがあったということが見受けられると思います。
そのすべてを明らかにして,自分の身の回りからそのような勢力を一掃することこそが本当の更生の第一歩だろうと思いますが,その辺りまで話をされたのでしょうか。
詳細は分からないので何ともいえませんが,できれば彼が今回述べたように,今後二度とこのようなものとの関係はない人生を歩んでもらいたいものです。
おそらく,彼自身も常に後ろめたい気持ちであったでしょうし,子供達も覚せい剤を使った状態でこれまで接してこられたという思いを抱けばどんな言葉も響かなくなってしまうでしょうから,こうして今つらい目に遭ったということを忘れずに本当に更生してもらいたいと思います。
求刑は懲役2年6月ということで,覚せい剤の初犯にしては重い部類だと思います。
おそらく使用が長期間であったことや,有名人であるということからの社会的影響などが問題になったのではないかと思います。
一応執行猶予が付く事案であろうと思いますが,求刑自体が重いので,一応警戒はする必要があるでしょう。
清原さんにとって運がよかったというのは,彼の裁判が刑の一部執行猶予制度が来月から始まるものの,それ以前の判決言い渡しであるため,一部執行猶予という判決が下される可能性がないことでしょうか。
一部執行猶予制度は,これまでの執行猶予判決と違い,例えば「懲役2年,うち6月の執行を3年猶予する」という判決が出たとすれば,先に1年6月刑務所に行き,その後6月は執行猶予になるという判決です。
この制度はまだ運用されていないので,どのような具合で適用されるか不透明であるため,対象である薬物事犯である本件については,適用があり得たかもしれません。
特に,本件の求刑を見るに,通常の覚せい剤取締法違反の初犯よりも重いですから,場合によっては一部執行猶予の対象になったかもしれず,そうなれば少しは刑務所に行かねばならなかったかもしれません。
その意味では,まだ運用が見えない一部執行猶予制度の対象事件ではないことは清原さんにとっては先が見通しやすくてまだよかったかもしれないと思いました。
判決は5月31日ということですが,どのようなものであれ今後の人生において犯罪と縁のない人生を歩まれることを願っています。
今日の阪神中日戦ですが,最悪の試合でした。
先日の横浜さんとの同点の試合が最悪だと思っていましたが,あれはまだ同点,今日は負けということで,より救いがありません。
今日の敗因は,2回以降点が取れなかった打線もそうですが,結局野手や投手の起用を誤った首脳陣に責任があるといって差し支えないと思います。
まず,投手起用ですが,メッセンジャーさんが相当頑張っていたので,勝ち星を付けてあげるべき試合でした。
しかし,高橋さんが点をとられ,その後代わったドリスさんも回またぎで明らかによくない投球をしていました。
そんな中で打たれてしまったわけで,なぜあのドリスさんのへろへろになってしまっていた状態を見ていても続投させたのか,そんなに投手がいなかったのか,私には何とも言い難いものがあります。
今日の高橋さんの失点はゴメスさんのエラーの問題ですし,ドリスさんは8回をきっちりと抑えましたし,榎田さんの失点も犠牲フライは致し方ないと思いますので,特に彼らが悪いとは思いません。
ただ,最近のドリスさんの酷使の仕方や,明らかに厳しい状態なのに起用を続けるというのは,やはり強く疑問を感じます。
特に,まともに起用しようというのであれば,8回の交代は榎田さん,9回は安藤さんだと思うのですが,それがこのようになったというのはどうしてなのか,私には分かりません。
とにかく,これではメッセンジャーさんがかわいそうすぎます。
次に,いうまでもなく鳥谷さんの守備です。
今日出ていた記事では,阪神の二遊間の守備は,内野安打を許す確率や併殺がとれるチャンスで併殺がとれなかった数などから見てリーグ最低だということでした。
4月は,セカンドに,右肘を怪我していた西岡さんを起用しており,守備ははっきり言って相当よくなかったですから,西岡さんだけでも相当数値が落ちてしまうことは予想されます。
しかし,西岡さんは最近起用されておらず,こうなるとショート鳥谷さんが問題ということとなります。
鳥谷さんは,往年は守備の名手として,何度も救われましたし,彼が阪神の顔だとも思っていました。
しかし,今年の鳥谷さんは,イージーな守備ミスが目立つばかりか,捕手からのとるべき送球もとれずに失点を許したり,彼のせいで負けてしまった試合もいくつもあると思っています。
そして,今日の落球ということになりますが,今日の落球だけをとればレフトの責任も大きかったとは思います。
ですが,お互い声を掛け合って連携してレフトに任せることはできなかったのだろうかとも思いますし,それもできなかったのは守備力が並のプロ野球選手の域に達していないと思えてしまいます。
ゴメスさんの守備も問題でしたし,阪神は守備を軽視しすぎているのではと非常に問題意識を強く持ちます。
ただ,ゴメスさんのように打てるのであればまだ多少多めに見ることはできても,鳥谷さんは最近ちょっと打撃は上向きつつあるものの,あの守備を考えればさすがに大目に見るというのは難しいと思います。
ショートでのフルイニング出場記録という偉大な記録が背景にあり,それがなければとっくに休ませるべき選手でしょう。
金本監督は,現役時代,出続けることをもっとも大事にしていた選手ですから,その意味は私たちが考えるよりも相当重いものがあるのだろうと思うのですが,それでも一定水準に達していないプレーをこれだけ見せられてしまうとさすがにそろそろ休ませる時期が来たのではないかと思わずにはいられません。
私は,金本監督のレフトスタメン最後の試合を横浜スタジアムで観戦し,あのバックホームを生で見て絶望しました。
その翌日,金本監督の名前はスタメンから外れましたが,今日の鳥谷さんの落球はあの金本監督のバックホームを彷彿とさせるものがありました。
そろそろ決断をしてもらうべき時期が来たのではないかと思っています。
ただ,結局もう少し打てていれば勝てた試合だと思いますし,結局打力が落ちているというのも敗因の一つであることは間違いないでしょう。
抑えであるにもかかわらず今日起用されなかったマテオさんですが,左股関節の痛みを訴え,検査を受けていたということでした。
どうやら1週間前から違和感を訴えていたそうで,全回答版もよくなかったですから,おそらくかなり症状はよくないように思います。
抑え投手を失うことは問題ですが,今日起用しなかったくらいですから,とりあえずマテオさんとヘイグさんを入れ替えて打線のてこ入れをすべきだと思います。
それくらい迅速に行わないと,ついに訪れた借金生活をもっと深めていってしまうと危惧しております。
とにかく,前回と今日の試合は勝たねばならない試合でしたし,これで勝ち星を2つ失って借金生活になってしまったのですから,非常に事態は深刻です。
しかも,その原因はほとんど首脳陣の起用ミスですから,特に中継ぎ起用と守備の起用については猛省して二度とこのようなことがないように徹底して頂きたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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